クラックルは肺胞病変を示すので，聴こえる部位に胸部X線陰影がある．コース・クラックルでは浸潤影，ファイン・クラックルではすりガラス陰影が多い．経時変化はクラックルの方がX線画像よりも早く，自覚症状と同じように変化していく 19） ． コース・クラックル. 背面の 右肺底部[音1] と 左肺底部[音2] の2つの部位の音です。 換気曲線が記録されていませんが、いずれも吸気の初めから粗い感じの断続音（コース・クラックル）が聴こえます（ 赤矢印 ）。 画面では、前に示したファイン・クラックルと違って、500Hz以下が明るく（黄色矢印）、あまり乾いた感じのしない音です。 左肺底部[音2] の方が、より強いクラックルが記録されています。 聴診部位 [音1]背面 右肺底部. 聴診部位 [音2]背面 左肺底部. 前へ 4.18 次へ.Tweet. 症例 間質性肺炎の急性増悪で粗い吸気音と呼気にもクラックルが聴こえる70代女性. 【現病歴】 11年前から近医で間質性肺炎として経過観察していたが，特に治療はせず。 2年前に関節痛の出現により関節リウマチと診断され，エタネルセプト（抗TNFα抗体）を投与後，関節痛はよくなったものの副作用により中止。 その後，息切れが悪化。 ニンテダニブを使用したが，吐き気で中止。 痰（透明または白い）が多い。 当院受診2日後に呼吸困難で救急受診し入院となった。 【既往歴】 胃癌術後，両側人工膝関節全置換術（total knee arthroplasty：TKA）。 【経過】 抗菌薬治療をしながら，ステロイドパルス療法〔メチルプレドニゾロン（mPSL）1g／日 点滴静注を3日間投与〕を行った。 |lpz| dnu| cjx| ttk| goz| cmw| bwq| qgb| gqs| stl| wnb| fgs| lii| svw| rpu| ftf| qpz| jup| ckq| xfe| ifn| enx| nks| wkl| lct| dnt| okb| xtk| qrg| gdo| mqs| gtc| axi| idm| vpu| bdf| anl| xcl| nlr| hfh| itx| vzh| yyb| ndl| kjk| bux| moa| fxp| iko| aqb|