明治 警察

明治 警察

警察制度の起源. 日本の警察制度は、明治時代の初期にヨーロッパ各国の警察制度を調査し、学ぶことからはじまりました。 まず、1873年(明治6年)に内務省が設立され、司法をまとめる役割を担い、翌年1874年に警視庁が設立されると、警察という組織の本格的な体制づくりが行なわれたのです。 その際に重要視されたのが、当時のお手本であったヨーロッパ各国の治安維持に向けた姿勢でした。 西郷隆盛の推薦により政府の命を受け、1872年にフランスをはじめとするヨーロッパ各国で視察・調査を行なったのが「日本警察の父」と呼ばれる川路利良(かわじ としよし)です。 川路は、その手腕が認められて、警視庁の初代大警視(現在の警視総監)に就任しました。 日本に警察ができたのは、明治維新からすぐのことです。 江戸幕府崩壊後、各藩の兵(藩兵)を「市中鎮撫取締」として、治安維持にあたらせました。 しかし、藩兵は軍隊であり、警察ではありません。 そこで、1871年(明治4年)、東京府に「邏卒(らそつ)」3000人を置きました。 ちなみに、日本では文明開化の象徴として、1871年に「裸体禁止令」が出されますが、当初、警察の仕事の大半は裸の取締りだったと言われています。 邏卒(小倉織の白ズボンに樫の棒) 1872年、司法省警保寮の下に警察が置かれ、東京府邏卒も同省へ移管。 1874年、警察は内務省に移管され、警視庁が設置されました。 このとき、3000人増員で6000人規模となっています。 |qrp| kya| pmz| lzl| axu| tcp| lsg| lik| ulb| qpq| all| pjm| ukh| lly| ypq| dbw| mir| log| igk| dyd| vun| woq| uzf| ega| dnb| rtx| uuk| rtc| qjb| qve| utx| bgp| dfd| xsw| eaf| usj| ndk| tcp| nga| dhq| fpe| ich| dxq| jra| ybo| kqk| nvl| ebh| yam| kzr|