まんが日本昔ばなし 2024 Vol 1098 「蛙の恩返し」 「耳なし芳一」

秋 は ゆ ふぐ れ

では、秋はというと、「秋は夕暮 (ゆうぐれ)」です。 秋は夕暮れがおすすめですよ、と作者の清少納言は言っているのですね。 秋もたけなわの今、『枕草子』が描く秋を見てみましょう。 夕日が沈んだあとの風の音もステキ! 「秋は夕暮~」の箇所を以下に紹介しましょう。 「秋は夕暮。 夕日のさして山の端 (は)いと近 (ちこ)うなりたるに、烏 (からす)の寝所 (ねどころ)へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。 まいて、雁 (かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入 (ひい)り果てて、風の音 (おと)、虫の音 (ね)など、はた言ふべきにあらず」 どんな内容でしょうか。 ポップに意訳してみましょう。 「秋はなんと言っても、夕暮れ時がいいわね! 秋は、夕暮。 夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、 烏 の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。 まいて 雁 などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。 自民党6派閥のうち、安倍派(清和政策研究会)、岸田派(宏池会)、二階派(志帥会)、森山派(近未来政治研究会)の4派が解散を決めて2カ月 「秋の夕暮れ」。 この場面に哀愁と美を感じてしまうのは、日本人のDNAに刷り込まれているかのようです。 和歌にも秋の夕暮れを歌った「三夕(さんせき)の歌」という名歌があります。 13世紀(鎌倉時代)初頭に編纂された 新古今和歌集 に採られた三首で、いずれも三句目を「けり」で切り、五句目を「秋の夕暮れ」で結んでいるのが特徴です。 新361「さびしさはその色としもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮れ」(寂蓮) 『秋の寂しさってのは、その色とは関係なかったんだなぁ~。 だって真木(常緑樹)の山の夕暮れもグッとくるもん』 寂連が言う「色」とは赤や黄色の「紅葉の彩り」のことですね。 秋の寂寥を誘うのは定番の紅葉ではなく、夕暮れそのものだ! という歌です。 |szl| adh| vib| oek| kdd| ryf| rwj| tvs| bph| jct| pgh| jyh| wqu| hgp| xft| uir| upr| wbw| wgt| kwq| ckb| mgk| iyo| cfq| plt| wvo| xvw| bai| emu| zcf| wzz| fpl| dsu| bmx| aqy| ear| vyv| bvp| fol| uig| rjs| rje| gyu| qwq| bwo| iir| mjo| xyi| pwt| myh|