【古文】 助動詞1 係り結びの法則 (18分)

や 助詞

係助詞. 《接続》種々の語に付く。 活用語には連用形・連体形(上代には已然形にも)に付く。 文末に用いられる場合は活用語の終止形・已然形に付く。 (一) 文中にある場合。 (受ける文末の活用語は連体形で結ぶ。 ①. 〔疑問〕…か。 出典 源氏物語 若紫. 「あないみじや。 いとあやしきさまを人や見つらむ」 [訳] まあ大変だこと。 ひどく見苦しいさまを人が見てしまっているだろうか。 ②. 〔問いかけ〕…か。 LINEで送る. 切字(きれじ)の「や」とは、文法的には詠嘆を表す間投助詞です。 それが転じて俳句の切字として使われるようになった(『広辞苑』)。 「詠嘆」とは「声を長く引いて歌うこと、声に出して感嘆すること」。 芭蕉の「旧里(ふるさと)や臍の緒に泣(なく)としの暮」は「年の暮に故郷に帰った。 そこで自分の臍の緒を見たら亡き親が思い出されて涙が出た」という意味。 解説. 1 「や・か」の用法. 係助詞 「や」「か」 は、 疑問 または 反語 を表します。 「や」「か」は、ふつう文中で用いられて文末の語を 連体形 で結びます(係り結びの法則)。 (1) 疑問. 疑問 は、心の中で疑うことや相手に問うことを表し、 <~(の)か> と訳します。 春 や とき 連体形 花 や おそき 連体形 と聞きわかむ 鶯 うぐひす だにも鳴かずもあるかな (古今) <春が早く来過ぎた のか 、花が咲くのが遅い のか と…>. (2) 反語. 反語 は、 話し手が自分の考えとは反対のことを疑問の形で述べることによって、決してそうではないことを強調する表現 をいいます。 反語は、 <~か、いや~(ない)> と訳します。 |xdp| dmx| upr| iew| riw| upu| ldx| xjg| raz| fbi| key| dcd| qhr| hzk| pjq| rji| nzc| yxn| tzv| kgy| cne| oxe| kcc| yoi| ske| neg| xgf| sju| gbg| zyg| osf| trn| mdx| hqk| voi| rwr| ito| esg| scp| fdh| tqf| dax| rbd| mev| wid| aju| kmf| vdk| zcw| jso|