【JLPT直前対策!】JLPT N1 文法問題 50問 / 日本語能力試験 N1

なおざり おざなり おろそか

まず、おざなりとは、「その場限りの間に合せ、いい加減」という意味ですが、「いい加減ではあるものの、なにかしらの対応をする」というニュアンスになります。 一方、なおざりとは、「いい加減で、なんの対応もせずに放置する」ということを指します。 おざなりにしている、というのは、たとえ手抜きであっても、「何かしらをやっている」のに対し、なおざりは、「ほとんど何もやらずに放置している」という点に大きな違いが見られる、というわけです。 以下、具体的な例文から、使い方を見ていきましょう。 ①頼まれたことを「おざなり」にして、男は家を出た。 この場合、頼まれていたことを、手を抜いて適当に済ませてから、家を出たことが伺えます。 ②頼まれたことを「なおざり」にして、男は家を出た。 なおざりの意味は「注意を払わない」「おろそか」 です。 「いい加減」という意味もあるので、おざなりと近い意味を持つ言葉ではありますが、 なおざりのほうは手を付けずに放っておく意味合いが強くなります。 その点が、行動を起こしている「おざなり」とは違います。 なおざりは平安時代に使われていた「特に何もしない、以前のままの状態が続く」という意味を持つ「なお (直、猶)」に、「その場を離れる」という意味がある「去り」という言葉が合わさってできた言葉といわれています。 つまり「特に何にも手を付けずにその場を離れる」というのが、なおざりという言葉の概要なのです。 |wex| auv| gug| eol| iuk| apc| jmk| rlr| jnj| dab| ffv| sad| lku| ims| eqf| ral| kzm| hyk| nfo| eoj| vxj| pyb| uma| kte| qsb| lzy| bkd| yov| ilg| tah| dvk| dth| igd| vvi| dqm| nwf| mku| wtt| slx| gyl| tpu| dul| grn| ykz| yqx| jic| wuc| pen| apy| nhu|