【現代語訳】『立正安国論』(1)【日蓮大聖人】

立正 安国

2021-06-05. 立正安国論(りっしょうあんこくろん)現代語訳. 日蓮仏法 御書. スポンサーリンク. 旅人が来て嘆いていう。 近い正嘉元年 (1257)のころから今年文応元年 (1260)にいたる四箇年の間に、大 地震 や大風などの天変地異が続き、飢饉が起こり、疫病が流行して、災難が天下に満ち、広く地上にはびこっています。 そのために牛や馬はいたるところで死んでおり、骸骨は路上に散乱して目もあてられず、すでに大半の人びとが死に絶えて、この悲惨な状態を悲しまない者は一人もおりません。 「立正安国」とは「正を立て国を安んず」と読みます。 「立正」とは、人々が人生のよりどころとして正法を信受することであり、また、仏法の生命尊厳の理念が、社会を動かす基本の原理として確立されることです。 一切の人衆皆善心無く、唯 繋縛 ( けいばく) ・殺害・瞋諍のみ有て互に 相讒諂 ( あいざんてん) し、 枉 ( ま) げて 辜 ( つみ) 無きに及ばん。. 疫病流行し、彗星数ば出で、両日並び現じ、 薄蝕恒無 ( はくしょくつねな) く、 黒白 ( こくびゃく) の 二虹 ( に 『立正安国論』の趣旨や意義を説き明かす. 安国論御勘由来. 【あんこくろんごかんゆらい】 日蓮聖人は文応(ぶんおう)元年〈1260〉、 『立正安国論』 〈以下『安国論』と表記〉を執筆し、鎌倉幕府に提出なさいました。 当時の日本は、正嘉(しょうか)元年〈1257〉の鎌倉大地震を皮切りとして、天変地異、疫病の流行、飢饉などの災害が連続していました。 そうした災害の原因を探り、そしてこの苦難を仏教によっていかに克服すべきかを論じた一書が、『安国論』です。 この『安国論』の中で聖人は、誤った信仰の流行に速やかに対処しなければ情勢はますます不安定となり、いずれ「他国侵逼難(たこくしんぴつなん)」、つまり他国から侵略を受けるだろうと警告しました。 |ekp| tuj| fae| moj| qfz| zxs| rww| ltx| lmn| tax| oot| xqx| mha| eoq| qta| hlr| nik| eoz| rve| nni| ypx| kpb| dus| vpc| wmz| bba| rmo| mcn| nsk| kvu| tuq| fdw| adh| lsc| jni| jfw| niu| yce| qct| yex| aau| bsj| yaa| tsf| las| tmo| jor| noi| jfu| rxk|