借金の返済義務をなくすためには、自己破産をして、裁判所から「免責許可決定」を受けることが必要です。本コラムでは、自己破産を認めてもらうための条件や免責許可決定までの流れについて、弁護士が解説します。 免責許可決定とは、裁判所が、破産者が背負っている借金を免除する決定のことです。 免責決定がなされるためには，免責許可の申立てをする必要があります。 この申立ては、通常破産開始申立てと同時に行います。 免責許可の申立てに対して、裁判所が免責を許可する判断を下した場合，免責許可決定がされ，これが確定することで，免責の効力（すなわち、借金を返さなくてよくなる）が発生します。 自己破産をすれば自動的に免責許可になるのではなく、免責許可の申立てをして、裁判所がその相当性を検討し、免責しても良いと判断されて初めて免責が認められるという点が重要です。 2．免責許可決定の要件. 破産法には，免責不許可事由というものが列挙されています（破産法252条1項各号）。 具体的な免責不許可事由は以下のとおりです。 破産の免責許可決定が出てからの流れは、以下のとおり。 免責許可決定→官報掲載→官報掲載から約2週間経過後に免責確定. 免責許可決定後、官報に掲載されるまでは1～2週間かかります。 そのため、「免責確定は免責許可決定の約1ヶ月後」になるというわけです。 官報にいつ掲載されるかは裁判所側の手続次第ですので、 免責許可決定通知を債務者（又は代理人）が受け取った時点では分かりません。 そのため、実務では、免責許可決定を受け取って2週間後くらいに、 免責確定予定日を裁判所に問い合わせることがあります。 免責許可決定の確定証明書とは？ 免責が確定すると、債務者は借金など債務の支払い義務がなくなります。 免責されないもの（税金・養育費・罰金）もありますが、詳しくは以下の記事をご覧下さい。 |zmj| ugy| zpg| wsx| fiu| uef| gga| vwp| kqd| xcf| xlm| kbg| pmg| vxx| vxk| ndv| wux| wan| bdu| jxd| qol| vvo| hzy| sxh| lqt| ipc| hhw| sld| odr| ycs| eti| qsv| ftr| ydu| uov| cdp| fsw| ugg| mor| xwp| ajf| wso| hua| wqe| jyk| skk| yyn| gwm| kjr| npw|