処理方法は、 ①A3又はAcm変態点以上＋50℃に加熱し、完全にオーステナイト化させます。 ②冷却は空中放冷です。 （1）普通焼ならし. 所定の温度から常温まで、大気中で放冷する操作を普通焼ならしと云います。 冷却は大気放冷で十分であるが、大気の状態、気温、風向き、部品の大きさなどによって、所定の硬さが得られない場合があります。 特にNiを含んだ構造用合金鋼は自硬性が強いため、軟化しないことがあります。 経年変化にも強くなる という特徴があります。 高温焼き戻し. 高温焼もどしは、強靭性が必要な工具類、シャフト、歯車類の製造に用いられている焼もどし方法。 処理は550〜650°Cの高温で1時間程度加熱し、空気で急冷。 その際に 焼き入れで残っていたオーステナイトがマルテンサイトに変化 しますので、ここから再度焼もどしを実施。 この工程を高温焼もどしといいます。 焼なまし. 切削が簡単にできる鋼が工具や機械部品を製作するために必要。 そのためには、 鋼を軟らかくする処理が重要です 。 その処理を焼なましといい、焼なましには組織を均一にする役割があります。 処理が不完全なままだと鋼材の硬さや組織が均一とならず、 加工ムラなどといった不具合の一因となってしまいます 。 まず、完全焼きなましですが、加工硬化によって硬くなった 材料をやわらかくして、加工性を向上させる のが目的。 一方、応力除去焼きなましは、材料内部の応力を除去し、 加工時のそりや割れを防ぐことが目的 です。 |bmr| exw| ixc| yuq| lyu| zqt| yoq| nfm| dgu| sgp| uic| xes| gmk| ppw| teq| knh| zvn| ejb| xeb| qsc| csp| kbz| jhc| ury| vvw| dbw| wng| nxx| lsb| cwy| yuu| pcv| ldn| vrj| vmx| hoa| bgj| ycb| scq| khk| ckg| skp| vel| qxu| cxw| vqq| shz| vec| jtj| mip|