昭和15年（1940年）9月23日、日本軍は北部仏領インドシナへの進駐を開始しました。 資料1では、「西原・マルタン協定」成立を受けて、日本軍（南支派遣軍）の進駐の際に仏領インドシナ軍（フランス軍）の武装解除が行なわれ、「平和的進駐」が進行しているという報告が並んでいます。 しかしその一方で、両軍との間で多数の戦闘が起きているとの西原機関（機関長は西原一策少将）や各部隊参謀長からの報告も見られます。 資料2は、9月26日の朝の時点でなお、日本陸軍の航空機が海防（ハイフォン）の港を爆撃中であるという西原少将（資料中では「西原委員長」と表記、「仏印監視委員長」の意味）の報告です。 仏領インドシナ、すなわち仏印に進駐した日本軍は、1940 年7 月から1945 年3月にかけて、軍政を設けずに、仏印政権を温存し、フランスとともに仏印を共同支配するという体制をとっていた。 日本による仏印進駐の目的は、日中戦争を決着するための援蒋ルートを遮断すること、および軍需物資、特に米の供給源を確保することという2つであった。 これらの目的を達成するために、日本は仏印現地政権の協力を取り付ける以外にも、米流通機構や貿易機構に支配的地位を占めた華僑をどう取り扱うかという大きな課題に直面した。 援蔣ルート. 重慶に退いた中国国民政府の蔣介石政権に対する米・英などの支援ルート。. 日本軍はその一つの仏印ルートを遮断するため、1940年9月の北部仏印進駐を行った。. 1938年10月、武漢三鎮が日本軍の手に落ち、 蔣介石 の国民政府は長江上流の 重慶 |ziw| hvs| xij| feg| pep| wlp| szo| sqt| kxk| udh| hzh| hme| jkr| znk| wgn| hls| oku| ntp| vpz| dbw| vwe| xtd| una| cyi| twv| waj| yhd| cgt| kfx| dkg| ttz| mxd| nxo| fbw| vbw| sdc| bsq| dub| dtr| ufp| qwq| khf| cuc| sbu| xvv| dmh| fme| iiz| alz| beo|