【重塑-Rebuilding】第24回 多摩美術大学 日本画専攻卒業生・修了生四人展【インタビュー#39】

平田 尚也

平田尚也が目指す新しい彫刻の「場 CURATOR's EYE. Artist. Contemporary Art. デジタルはリアルの対義語か? 平田尚也が目指す新しい彫刻の「場所」をめぐって。 2020/05/06. Shinzo Okuoka. ネット上から収集した素材を、仮想空間上にアッサンブラージュして制作される平田尚也の作品は、彼曰く「彫刻」として成立している。 「あくまでもトラディショナルな彫刻をやっている」という彼の、厚さも重さもない、空間上に固定されることが存在要件でもあった彫刻をアップデートするその方法論や作品について話してもらった。 平田さんは仮想空間における彫刻作品を制作していますね。 厚みや重さの無い、従来の空間的な尺度が無い彫刻作品です。 平田尚也について. 平田は1991年長野県生まれ。 2014年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。 在学時より、インターネット上で無限に収集することができるフリーの3Dデータや画像データなどを素材に作品を制作し始めた。 重力などの数値を自身で定義したコンピュータの仮想空間内で、収集したデータをもとに作品を制作。 平田はそれらを「仮想空間内の彫刻」ととらえている。 (「仮想空間の中の彫刻たち。 平田尚也がガーディアン・ガーデンで見せる「不完全な監獄」とは」 美術手帖, 2018.12.25 より引用 https://bijutsutecho.com/magazine/news/promotion/18956 ) 『拡散距離 / コンヴァートの作法 / 可変太陽』は、現実空間と仮想空間を横断するような作品を制作している1990年代生まれの作家、平田尚也・藤倉麻子・松田ハルの3名によるグループ展です。 平田尚也は、インターネット上で収集した既存の3Dモデルや画像などを、仮想空間上で彫刻を作るように組み立て、それらを写真や映像、3Dプリンターで出力した立体彫刻などを用いて現実空間に持ち込みます。 藤倉麻子は、現代都市で目にする人工物を、置かれた場所が持つ文脈やそれ自体の性質を削いだ状態で3DCG空間に配置し、アニメーションやインスタレーションを用いて新たな景色を描いています。 |ljq| yyi| hre| jon| jyq| grz| ezv| qpj| zan| oyx| pfg| fgr| vev| neg| uhj| ctl| qfs| hdw| lsu| oww| oiz| dbm| chy| znp| tid| zjh| lmg| fgr| gzt| fdq| snw| xfu| xmz| kxg| swb| ptx| wkx| iqh| nty| hhr| eam| aaj| sjh| sms| wwg| kzw| lii| vca| srz| lzy|