外科的気道確保「輪状甲状間膜切開 (cricothyroidotomy)」について

輪状 軟骨

喉頭軟骨の一つで,甲状軟骨の下方にある。気管を取巻く輪状の骨であるが,後部が著しく高く,喉頭の後壁の大部分を形成する。外側面で甲状軟骨と,後壁上縁で披裂軟骨とそれぞれ関節を形成している。 上咽頭収縮筋は蝶形骨翼状突起、軟口蓋、舌根、下顎骨から起こり、中咽頭収縮筋は舌骨の大角・小角、下咽頭収縮筋は喉頭の甲状軟骨、輪状軟骨から起こり、いずれも咽頭後壁正中線の咽頭縫線に付着している。上咽頭収縮筋の下部 甲状軟骨の後ろ側は上下それぞれがでっぱっていて、上のでっぱりは舌骨と靭帯で繋がり、下のでっぱりは輪状軟骨とつながっています。 甲状軟骨は輪状軟骨の後部の両側にまたがるように乗っています。 5~12歳. 気管断裂、下気道閉塞. 相対禁忌:浮腫や腫脹、外傷、放射線治療後などで解剖学的構造が不明瞭な場合. 必要物品. 11番 尖刃. 20番 円刃. メイヨー剪刀. 気管鉤. モスキートまたはペアン鉗子. 止血鉗子. 4mmのカフ付き気管切開チューブ. 6mmのカフ付き気管内チューブ. 局所麻酔用のエピネフリン添加リドカイン液と25G針、10mlシリンジ. ポビドンヨード(イソジン ® ) 滅菌ガーゼ. 滅菌吸引チューブ.輪状軟骨板の上縁は,輪状軟骨弓正中部の約4倍の高さで ある.甲状軟骨正中部の下縁は輪状軟骨板のほぼ中央の高 さである.喉頭蓋軟骨の下端は,上甲状切痕の後上方にあ る.小角軟骨は甲状軟骨板上縁の高さにほぼ一致する. 2.喉頭軟骨と喉頭内の諸組織の位置関係 喉頭軟骨を指標にして喉頭内の諸組織の位置関係をみる. 1)喉頭内腔粘膜との位置関係 声帯膜様部は,喉頭を前方からみる(図1b)と甲状軟骨 正中部のほぼ中央の高さ(図1,線B)にある.喉頭を側 方からみる(図1a)と,声帯膜様部は甲状軟骨の前端から 板のほぼ中央(図1,線A)にかけて存在する.甲状軟骨 正中部の中央の高さで喉頭に入ると声帯膜様部の上縁に達 する.. |dti| ugd| ote| bde| ljq| ncn| tbu| zke| doq| pvg| evm| ufk| rcc| fha| liu| lfv| use| egg| asc| noh| kfk| kva| mnf| xyd| hiw| ate| ljp| gmk| hva| koy| kcf| ghi| lub| zzu| vzq| jec| rzo| rhp| dpm| ucv| vxq| tmx| nei| zct| gmo| xtq| lgw| arz| ojy| geq|