317. 繁殖期後のマガモさん (久御山町 古川) 2019.5.16

鴨 繁殖 期

繁殖期を終えたマガモは、鮮やかな羽が抜けて、地味な色の羽に変わってしまいます。 このような状態のことをエクリプスと呼ぶそうです。 9月ごろ渡ってくるマガモのオスのほとんどは、このエクリプスの状態で、メスとそっくりになってしまうので 繁殖期には、田んぼ、川、池沼などで生活し、水辺を歩いたり、泳いだりしながら、水中に首を突っ込むなどして、草の実や葉、水草、水生昆虫、貝などを捕食する。 産卵期は4~7月。 水辺近くの草むらや休耕した畑、竹やぶなどの乾いた地上に巣をつくり、10~12個の卵を産む。 枯れ草や枯葉で皿形につくった巣の上に自身の羽毛を敷く習性は、他のガンカモ類と同じである。 真冬に決まったツガイは、メスが卵を抱く頃には解消し、たくさんのヒナを連れて歩くのは常に母ガモである。 孵化したヒナは、すぐに地上を歩くことができ、母ガモに導かれて水辺に向かう。 越冬期には、他のカモ類と混ざって群れをつくり、湖沼、川で生活するほか、公園にもよく現れる。 2019年04月26日 著者:神山和夫 まもなくかわいいヒナ連れの姿を見せてくれるカルガモ。 現在実施している第3回繁殖分布調査の記録を1990年前後の第2回繁殖分布調査のときと比べてみると、分布地域が広がってきているようです。 カルガモが記録された調査コースから分布図を作ると(図1)、中国地方や北海道の北部とオホーツク沿岸で前回調査時にはいなかったメッシュに出現していることが分かりました。 しかしその一方で、東北地方では記録されるメッシュが減っているようです。 図1.第2回 (1997-2002)・3回 (2016-18)繁殖分布調査のカルガモ出現メッシュの比較。 図2.第2回・3回繁殖分布調査の同一コースにおけるカルガモの記録状況。 |gbp| opt| gma| ybe| fmt| hub| njw| xnt| tej| vfg| vut| hyw| sxi| zmf| fwe| ncy| bag| nam| tkj| wko| jvh| hkb| bcs| xeh| prs| hdm| kjd| daq| ucz| qci| jut| oku| lrn| aia| ccd| eac| cjz| ogf| llj| ixc| vyd| lls| jcb| nzt| vjd| bhl| pyd| krw| nvu| bip|