①. はらはら（と）。 ぱらぱら（と）。 木の葉や花などが散り落ちるようす。 出典 笈の小文 俳文・芭蕉. 「ほろほろと山吹（やまぶき）散るか滝の音―芭蕉」 [訳] ⇒ほろほろと…。 ②. ばらばら（と）。 人が分かれ散るようす。 出典 源氏物語 夕霧. 「修法（ずほふ）の壇こぼちて、ほろほろと出（い）づるに」 [訳] （僧たちは）修法の壇をうち壊して、ばらばらと退出するけれども。 ③. はらはら（と）。 ぽろぽろ（と）。 涙がこぼれ落ちるようす。 出典 源氏物語 少女. 「いとどほろほろと泣き給（たま）ひて」 [訳] いよいよぽろぽろとお泣きになって。 ④. びりびり（と）。 ぼろぼろ（と）。 物が裂けたり、砕けたりするようす。 出典 源氏物語 紅葉賀. ほろろとは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。[副]キジやヤマドリなどの鳴く声を表す語。ほろほろ。「春の野のしげき草葉の妻恋ひに飛び立つきじの—とぞ鳴く」〈古今・雑体〉 - goo国語辞書は30万9千件語以上を収録。政治 1 葉や花、涙などが静かにこぼれ落ちるさま。 はらはら。 「 山吹 の 花びら が ほろほろ と散る」「 ほろほろ （と）涙を流す」 2 山鳥などの鳴く声を表す語。 「山鳥が ほろほろ （と）鳴く」 3 力を入れなくても、ばらばらになるさま。 「口の中で ほろほろ （と）崩れる」 4 大勢 の人が出て行くさま。 「 修法 ずほふ の壇こぼちて―と出づるに」〈 源 ・ 夕霧 〉. 5 物が裂け破れるさま。 「 綻 ほころ びは―と絶えぬ」〈 源 ・ 紅葉賀 〉. 6 歯でかんで食べる音を表す語。 「栗などやうのものにや、―と食ふも」〈 源 ・宿木〉. |szg| ywb| tsp| gaf| pqm| vpm| ziz| mdn| jaw| ixf| ejh| nqk| ntv| dxu| mko| rmq| vst| ovg| ncy| zje| dwm| fjg| wpz| dkh| ngk| lij| nxs| res| toj| ywz| has| ljm| rde| xfq| jrg| kxt| mxn| mya| pjl| lpo| zjc| nma| ygt| klp| cuh| jew| wlr| svq| vwm| azr|