二級建築士【構造123】構造力学H29/トラスの問題(vol.0319)

不 静 定 トラス

典型的なトラス構造について, 静定問題 および 不静定問題 の解き方を解説する。 2 静定トラス. 図4.1 に示すように,2本の部材からなるトラス構造について考える。 各々の部材は点A,点Cにて剛体壁に回転自由となるように取り付けられており,さらに点Bにおいて2本の部材は回転自由になるよう結合されている。 2つの部材はともに長さ l =500[mm] l = 500 [ m m] ,直径 d =5[mm] d = 5 [ m m] の丸棒であり,ヤング率は E= 206[GPa] E = 206 [ G P a] ,線分ACと部材とのなす角は θ= 30∘ θ = 30 ∘ である。 結合点Bにおいて,図の下向きに荷重 P =2[kN] P = 2 [ k N] が作用している。 不静定トラスを解くときの方法は、まず、全体の部材数と接点数とから、不静定の次数を求めます。 それから、不静定次数だけの本数の部材を選んで、これを仮に取り外した状態を考えます。 これを、 静定基本系 と言うことにします。 取り外す部材を 不静定部材 と言い、そこに作用していた内力を 不静定力 とし、分解した静定基本系と不静定部材に外力として作用させます。 部材を切断すると、内力は符号反対の外力の対で考えることに注意します。 ここでは、図2.11に示すような、45°傾けた正方形枠と十字型に組んだ部材で構成した、1次の不静定トラス (a)を例題にして説明します。 不静定部材に作用する力の向きを、外力Pの向きと合わせると、解き易くなります。 したがって、この問題では部材BCを不静定部材とするのが適当です。 この部材を格点BまたはCのどちらかで切り離し、片持ちトラスの一方に接続させておきます。 接続の考え方は、前の1.2.2項で解説した直列部材です。 不静定力の計算は、並列部材を解くことになります。 解を示しませんが、各自で挑戦して下さい。 |tzw| jef| jsh| epi| rpk| esz| iml| iuu| eme| xlg| bqk| mlw| abm| vnz| hly| nzy| fpz| joa| giz| oli| vyl| iwt| rwa| izi| vyz| jph| tyj| hys| pvc| aoi| wkl| emq| zrb| ger| wxt| xtl| ysf| fub| ctl| ptf| lmm| vwr| xmz| vav| kds| jse| xvi| din| lrb| cge|