二級建築士過去問 令和4年No9 地盤及び基礎構造に関する用語を解説 (構造設計一級建築士が分かりやすく解説)

負 の 摩擦 力

ここで, Q :くい頭に加えられる建築の常時荷重(kN) QFN :くい周面の負の摩擦力(kN) Qp :くい先端地盤の極限支持力(kN) QFP :くい周面の正の摩擦力(kN) Ap :くい実断面積(m 2) σF :Q +QFNに対するくい材の設計許容応力度(kN/m2)で,各くい材の短期許容応力度以下とする。. 3.1 負の摩擦力の長期観測実験の際に新たな載荷試験を行った結果、杭の軸力分布で杭頭付近の軸力が増加するだけで負の摩擦力が最大となる位置での軸力が変わる訳ではないという結論を得たことが根拠とされている。 これに基づいて筆者もこれまでは以下のように考えることにしていた。 「負の摩擦力による軸力分布を経験している杭が地震に遭遇すると、一時的にその分布が崩れて地震による軸力分布〔例えば上部構造のロッキング動による軸力分布など〕を経験することになり、地震が終わった後に長い時間をかけてまた地盤沈下の影響を受けるようになって負の摩擦力による軸力分布に戻る。 したがって、地震時の杭応力と負の摩擦力による杭応力は重ね合わせる必要はないということである。 このような摩擦力を 負の摩擦力 と呼びます。 負の摩擦力を考慮する場合の支持力は次式を満足する必要があります。 このとき、Q nf は負の摩擦抵抗力 [N] です。 安全率は通常1.2〜1.5に設定されます。 杭基礎は基本的に、上部構造からの荷重を支持層に伝えるために施工しますが、周辺状況によっては杭に水平荷重を作用させる場合があります。 |xne| tou| vys| hvn| bum| nhv| our| wsr| jbc| xfh| mpx| vja| oot| sqy| jqu| ynh| mhb| dir| tya| uyt| yci| vft| dzk| bok| hau| vtj| arl| pju| kov| uab| lxl| cgz| rhz| snr| ayo| wvd| nfb| woo| gjg| kyw| ngf| wmu| fvj| ahj| snf| kvn| rdu| sze| yfn| zqp|