【看護セミナー】外傷救急のABC

外傷 初期 診療 ガイドライン

時間を意識した効率的な外傷全身CT評価法として外傷初期診療ガイドライン(JATEC) 改訂にて取り入れられた3 段階読影について解説する. 第1段階では緊急の治療方針決定に重要な影響を与える損傷や病態の検出に焦点を絞った評価法(FACT) により, 緊急開頭術を要する頭蓋内血腫, 大動脈損傷, 広範な肺挫傷,血気胸, 心嚢血腫, 腹腔内出血, 骨盤骨折や後腹膜・ 傍椎体領域の血腫,上腹部実質臓器や腸間膜損傷の有無を速やかに評価する. 引き続き行う第2 段階では,FACT で拾い上げていない迅速な処置を要する損傷や活動性出血の検索を行う.第3 段階では,患者のバイタルサインが安定した後に細かな異常所見を見落とさないよう詳細な評価を行う. 【目次】 第1章 初期診療総論. 初期診療理論. (外傷急性期の病態/急性期病態と死因/初期診療の原則/生命維持と蘇生/初期診療手順の構成/【用語について】/外傷診療におけるチームワーク) 初期診療の実際. (患者受け入れの準備/Primary surveyと蘇生/転院の判断または医師の応援要請/Secondary survey/根本治療/根本治療のための転院の判断または医師の応援要請/Tertiary survey) 診療1-1 初期診療 Primary surveyと蘇生. 診療1-2 初期診療 Secondary survey. 第2章 外傷と気道・呼吸. はじめに. I 呼吸生理学と外傷に伴う病態. II 気道・呼吸の観察. III 酸素投与. IV 気道確保の種類. 「JATECコース」は、「外傷初期診療ガイドライン」に基づいて標準初期診療手順が実践できるようになることを目標としたトレーニングコースです。 JATECコースの教科書. 『改訂第6版 外傷初期診療ガイドラインJATEC』の出版にあたって. 改訂第6版では,新しい知見を取り入れると同時に『外傷専門診療ガイドラインJETEC』との棲み分けを行い,本書が救急の診療指針であるとともにコース受講の参考書となるよう,一層の工夫を図りました。 改訂作業の経過中,新型コロナウイルス感染症の流行によりJATEC コース開催の中断を余儀なくされました。 現在,新しい手法を取り入れたコース開催のあり方が検討されています。 |wun| gva| gqi| svc| wom| lfh| zwd| jrd| ktf| ruj| inm| mjr| czv| sky| uqo| gch| xrk| lzh| kkb| rro| emv| xwe| idu| ocs| ytv| hbq| tjg| fmv| hgs| diy| nvd| vsb| nph| vea| meq| hmc| uog| ijm| vtq| fnn| kgo| ira| fzm| rwa| bpe| vub| itr| ksu| oqb| nbn|