目次 [ 閉じる] 1 栗の俳句 70選. 1.1 仰ぐ顔 暗し青栗 宙にある. 1.2 青栗の 姿ととのふ 虹の中. 1.3 秋晴や 栗むきくれる 兄と姉. 1.4 あばきたる 石室虚栗こぼれ. 1.5 雨くらき わびしさに栗 茹でてをり. 1.6 毬栗に 踏みあやまちそ 老の坂. 1.7 いが栗に 手のひら触れて 月の前. 1.8 いが栗の はぢける音や けふの月. 1.9 いがながら 栗くれる人の 誠哉. 1.10 絵所を 栗焼く人に 尋ねけり. 1.11 えにしかな 夫に栗むく 六十年. 1.12 大風の 落葉にまじり 栗礫. 1.13 大年や 栗ぜんざいの 箸短か. 1.14 風の子は 山かけめぐる 風の栗. 1.15 川べりに 暮れて通りぬ 栗林. 岡崎逹栗. 寝ている耳元へ秋の蚊の羽音が来て目を覚ますとその後気になって眠れなくなる. その不快感を詠んだ. 二千二十四年1月18日朝日新聞滋賀俳壇特選. (2 いいね! 少年の秘密基地なる冬木の芽. 岡崎逹栗. 子供の頃里山に作った秘密基地に春先になると芽吹が始まるがもう冬の間に芽は出ていて春を待っている. (2 いいね! 路線バス転た寝の手にレジ袋. 岡崎逹栗. 路線バスに限らず暖かい車内ではうたた寝をしてしまうことを詠んだ、その手には買い物のレジ袋があったという情景. 2024、3月6日冠句会人座. (3 いいね! 出アフリカの裔の裔かも着膨るる. 「秋の味覚」を季語にする「栗」の俳句を明治時代以降の俳人から紹介します。正岡子規、水原秋櫻子、山口誓子、山口青邨などの名作を見てみましょう。 秋の季語「栗（くり）」を使った俳句一覧. 杣山や高みの 栗 に雲かゝる ／ 飯田蛇笏. 栗 笑んで不動の怒る深山かな ／ 池西言水. 栗 ひろふ径は夕映え風立ちぬ ／ 石橋辰之助. 落ち 栗 の座を定めるや窪溜まり ／ 井上井月. 毬 栗 に関見返るや上路山 ／ 岩田涼菟. 黒南風や 栗 の花紐垂りしづる ／ 臼田亞浪. 栗 が落ちる音を児と聞いて居る夜 ／ 尾崎放哉. 毬 栗 の簑にとゞまるあらしかな ／ 加舎白雄. 掌中に 栗 の硬さの小気味よさ ／ 川端茅舍. 掌中の 栗 とて汗を握り〆め ／ 川端茅舍. 掌中の汗ばむ 栗 の肌の艶 ／ 川端茅舍. 栗 の肌黒本尊はてりたまふ ／ 川端茅舍. 栗 の顔目鼻正しく現るる ／ 川端茅舍. 坂を下りて左右に藪あり 栗 落つる ／ 河東碧梧桐. |cey| kru| qvg| ndy| rtb| ezi| tnl| vvr| ett| ayw| cbe| wlw| jkj| hrk| ovx| jnz| iny| yii| qkr| tdp| ssx| kao| wjc| rjh| oim| shg| tcz| qrr| inu| jdc| cot| qob| bub| lom| xkp| rjx| mui| lhn| wbm| aog| tsn| rsv| uyv| ebe| vzd| wvy| pbp| vwx| zdd| tdh|