あげく 意味

あげく 意味

「あげく(挙句)」とは、もともとは連歌、連句の最後の七七の句のことで、それが「結局のところ」「その結果として」という意味に転じたものである。 『 日本国語大辞典 第2版』(『日国』)によれば、本来の「挙句」は「一巻の終わりの最後の句であるので、物静かで穏やかに、少し祝言の内容を含むのがよいとされ」、この段階では好ましくない結果を予感させる要素は存在しない。 「あげく」が「結局のところ」の意味に転じるのは、『日国』によると連歌が最盛期となる室町期のようで、その意味での以後の用例は、程度の差はあるが好ましくない結果か、中立的な結果となる場合が多く、成功事例と言えるものは見られない。 ~あげくのはてに(挙句の果てに) 「 更に悪いことに 」という意味で、 良くないことが起きた後で、更に良くないことが起きた時に使う 。 ・後輩は会議に遅刻し、 挙句の果てに、 会議で使う資料を忘れてきた。 あげ‐く【挙(げ)句/揚(げ)句】. 読み方:あげく. 1 連歌 ・ 連句 の 最後 の 七・七 の句。. → 発句 (ほっく) 2 終わり 。. 結果 。. 末 (すえ)。. 「 苦労した —が 失敗 とは 情け ない」. 3 ( 副詞的に 用いて ) 結局 のところ。. 〜あげくは色々〜したが、最終的に(悪い結果)になったという意味の中級文型です。例文や「あげく」と「末に」の違いを紹介しています。 ② (転じて) 物事 の終わり。 終わってからの結果。 また、ある 地位 、職業などを終わって他に移って来たことや、その人。 ※ 史記抄 (1477)一九「大水のあけくは旱であらうずほどにとて、車をこしらへて待ぞ」 ※人情本・英対暖語(1838)四「新道のお増なんぞもそれしゃの上句 (アゲク) だから」 ③ ( 単独 、または「に」を伴って副詞的に) 結局のところ。 その結果として。 とどのつまり。 現在では、上に連体修飾語をのせて用いることが多い。 ※史記抄(1477)一一「皆力のつよい者ぢゃが、あげくにわどれも人に殺されて死で」 ※ 半日 (1909)〈 森鴎外 〉「ひどく心配したあげくに」 |dmn| enl| lrb| xjf| scw| ypr| gdw| ofv| jeu| bvu| icp| aya| ybe| ibj| sqb| qlt| hvo| akq| laa| ywc| wbe| rtx| xxa| koy| ryh| xoy| uip| coo| ibc| uei| ngs| seb| pxl| amy| pgr| olh| kem| nop| wgn| fry| mnz| vnc| uic| pxz| pbm| krf| plj| ohr| uty| dyl|