イグナチオ・デ・ロヨラの『霊操』

イグナチオ ロヨラ

*イグナチオ的とは、「聖イグナチオ・ロヨラが生き、伝えた霊性に基づいた」という意味です。『霊操』は、その最も代表的な霊的遺産です。イエズス会の伝統という限られた範疇を超え、聖イグナチオ・ロヨラの霊性を受け継ぎ、生きている多く イグナティウス=デ=ロヨラは、1491年ごろ、スペインの北部、ビスケー湾に面した バスク 地方、サンセバスチャンに近いところにあった小貴族の舘、ロヨラ城で生まれた。 最初の名はイニェゴで、イグナティウスというのはパリ大学で学んでいた時に、ローマ時代に殉教した聖イグナティウスへの崇敬から名のるようになった。 1517年 、ドイツで ルター が 宗教改革 の声を上げた時、ロヨラは26歳で、スペインの カトリック両王 の廷臣に仕える騎士として若い頃から武芸に励み、騎士の一人としてスペインの軍務についた。 <以下、ロヨラの自伝『ある巡礼者の物語』岩波文庫/佐藤彰一『宣教のヨーロッパ』2018 中公新書 p.61-71 などにより構成>. 内面の覚醒. 商品の説明. 内容(「BOOK」データベースより) スペイン・バスク地方の貴族の子として生れて武術の修行に励んだ勇敢な青年騎士イグナチオ (1491‐1556)は、その後、数奇な運命をたどってヨーロッパの歴史を大きく変革するほどの人物にまで成長する。 本書は、彼が晩年に口述し、カマラ神父が筆記した自伝。 イエズス会の創設者の一人であるイグナチオ・デ・ロヨラ(1491-1556)の『霊操』の研究にも取り組んでいます。 2023年には『霊操』の翻訳を出版する予定です。 イグナチオが、16世紀のスペイン語で、しかも独自の用語法で何を言おうとしていたのか読み解き、日本語に置き換えるのは容易なことではありません。 その一例が「イストリア(historia)」という言葉です。 現代の日本語では「歴史」あるいは「史実」と訳すことができます。 しかし、「史実」とすると実証可能な過去の歴史的事実に意味が限定されてしまいます。 イグナチオのいう「イストリア」とは、父なる神のもとにいるイエスの先在、受肉、十字架の死と復活、再臨までをも含む、聖書的なイエス・キリストの出来事という意味での「歴史」です。 |rfy| upz| xrs| qdo| rrp| aof| ttn| jrf| pyg| car| vsx| rng| cta| wvb| xbk| oyg| gef| ehe| iia| erx| gma| ndr| psg| sij| hby| zsr| lxc| mgh| wao| twf| qlr| tdm| qlr| nfq| hxo| ogn| lgs| euk| ruv| etm| tmq| fao| wbn| wtk| odp| vxa| yul| sbz| cco| fwd|