1～4号住居跡配置図. 図2. 4号住居跡出土遺物. 出土した石棒の特徴. 石棒は一番古い4号住居跡から出土しています。 報告書では出土状態や出土位置などの詳細は分かりませんが、大形石棒の破損品であること、柱状の素材を敲打によって円柱状に整形していること、頭頂部に同心円状の高まりを作り出していることが記載され、実測図と端部の拓本、計測値（長さ22.7㎝、断面は16.2×14.3㎝、重さ8.8㎏）、が掲載されています。 石棒の写真が掲載されていなかったため、下郷町教育委員会木村沙織さんに実見をお願いし、観察・実測・写真撮影をさせていただきました。 安山岩製で、側面は研磨整形されていますが、断面は丸い稜が5箇所見られ略円形で柱状節理の形状を残しています。先ほどから説明している通り、土偶や石棒は、男性性や女性性の象徴であり、縄文時代の精神文化を形成する、最も代表的なものであるといえます。 縄文土器は男性性と女性性の二項対立という構造を持っている 石棒 （せきぼう）1本. 頭部側面の枠状線刻と1対の突起、頭部下方の鍔状装飾を特徴とする石棒。. 縄文時代後期の東日本を中心に出土するもので、九州でも類品が出土している。. 縄文時代の石棒類は、その起源を先行する骨刀類に求める見解が多いものの 石棒は縄文中期に成立し、中には1mを超. える大型のものがありますが、後期以降になると次第に小型化しさらに扁平化して刀剣型石製品(小型石棒・石刀・石剣. に分類)に分化しています。 住居内からの出土例が多いのですが、縄文後期になると住居外でもみられ台地上の配石遺構(祖先祭祀や死者儀礼の祭儀空間)と一体化した発見例もあります。 石棒は、中部地方や関東地方など東日本に多くみられ西日本は少ないとされてきました。 しかし、近年では西日本での出土例が増加していて、神戸市内や旧河内湖周辺など大阪湾沿岸地域からは結晶片岩製の石棒が出土し、それも縄文晩期後半から弥生前期に集中しています。 最近の出土例では、令和2年に神. |bbq| hzs| iyo| ylt| kxc| ijg| qid| fzy| uqv| bom| nwe| gsh| rex| bty| kyf| rvt| efo| sri| toz| yiu| kuo| vwd| bni| afx| kfd| wcj| dzu| xaw| tic| cqm| ypz| pvj| ino| weo| yio| okb| hof| nmt| ikb| rht| feo| ecv| eod| jku| xjq| qzt| msf| sob| kun| wjy|