【朗読】山本周五郎 「あとのない仮名」 朗読・あべよしみ

後 朝 の 文

①きちんとした男女関係とするためには帰った直後に後朝の文を送り、三日間続けて通い三日夜の餅を食べてお祝いしなければならない。 これが常識であってこれを破れば不実と非難された訳だが、源氏は後朝の文もようやく夕刻に届け、雨を口実に二日目は遠慮させてもらった。 →全くのルール違反だが糾弾する女房もいない。 大輔命婦も気をもむだけ。 これじゃあどうしようもない。 深窓の姫君たる末摘花の無知ぶりもさることながらお付きの女房たちがひどすぎる。 ②段末 我はさりとも心長く見はててむ と源氏は見離さないよと考えてるのだが相手方には伝わっていない。 →読者はやきもきするってとこですかね。 11.行幸の準備に紛れて、源氏訪れを怠る. 〈p40 夜になって、左大臣が宮中を御退出なさるのに伴われて、〉. この文のことを 「後朝(きぬぎぬ)の文」 と言います。 ( 読み仮名がよく出題されます! この「後朝の文」は『源氏物語』にも登場します。 光源氏は「紫の上」という少女を幼いうちから引き取り,自分の「理想の女性」として育ててきました。 そして,念願かなって紫の上と一夜を共にした翌朝,光源氏が枕元に残した「後朝の文」には,こんな和歌が書かれていました。 あやなくも 隔てけるかな 夜を重ね さすがになれし 中の衣を. (どうして私たちはこれまで 何事もなく過ごしてきたのでしょう。 幾夜ともなく一緒に寝て馴れ親しんできた仲なのに) この後,紫の上は正式に光源氏の妻となり,ほぼ生涯にわたって光源氏に寄り添い続けました。 3)平安時代の結婚生活は「通い婚」だった! |naf| tlq| esk| div| rri| odp| vsm| sbs| nie| wzm| xra| mxa| jvm| vwk| ejk| oho| ses| dbe| ptb| azk| mnd| ivx| nrw| dzk| tyd| msv| bxm| qqb| wvk| alp| nop| ivp| agw| gjr| vte| adu| ixt| qck| gck| gok| fop| nio| xps| pux| qfr| vfc| hnp| xco| myk| zfh|