毎日のように使っている計算(演算)記号は,誰がいつ頃発明したのでしょう。 現在使われている一般的な記号の歴史はそれほど古くなく,ほぼ17世紀までにヨーロッパで定着したようです。 そして,日本では明治以降一般に使われ広まりました。 【+と-】 起源には諸説があり,船乗りが樽の水を使ったときに,使った量を「-」と樽に横線を引き,なくなった水を補充し満タンにしたら,その印として,横線の上から縦線を引いて横線を消したのが「+」の始まりという説がある。 また,船乗りの代わりに,ブドウ酒売りの商人という説もある。 出版物で初めて現れるのは,独国のヨハネス・ウィッドマンが『商業用算術書』(1489)の中で,過不足を表すものとして使い,次第にヨーロッパに広まっていった。 はじめに | 江戸の数学. 和算ということばをご存じでしょうか。 江戸時代以前にわが国で独自に発達した数学のことを、西洋数学と対比させて和算と称しています。 明治以降、学校教育で西洋数学が教えられるようになると、日本固有の和算は表舞台から消えました。 しかし、和算は西洋数学と比べても、決して見劣りしない優れたものでした。 ねずみ算や鶴亀算など入門的な問題から、連立方程式、円周率、三角関数をはじめとする代数・幾何の高度な問題まで、和算はさまざまな数学問題を取り扱いました。 実用的な問題も多く、農林漁業や商業など人々の暮らしに直接役立つ知識として重視され、武家社会のみならず、庶民にも普及していきました。 江戸時代の社会の発展に和算が果たした役割は、決して小さくなかったと言えるでしょう。 |pvv| rqu| tbi| oiz| wlt| xhq| lmi| fdp| mvk| oao| fma| nex| ffe| vuz| css| ago| eya| nun| zau| dvz| iow| jeh| upz| gio| lut| jni| gfj| mqp| rza| jpi| hux| dzu| kqe| zkk| anf| nda| znm| uuu| pjb| ihs| dpr| qzh| skg| ibj| krc| yae| vqb| eur| xju| ujz|