カタツムリの味噌マヨ和え

ざざむし 長野

昆虫食の文化が多い長野県の中でも、伊那市を中心とした天竜川流域だけで食べられているのがザザムシだ。 川にすむ昆虫の幼虫で、青虫のような形のトビケラや、足が目立つカワゲラ、身が厚く地元でマゴタロウとも呼ばれるヘビトンボなどの総称。 漁期の一月上旬、天竜川を訪れた。 長靴越しでも水は冷たい。 「寒くなるほど太って、もうすぐ成虫になる冬が一番味がいい」と漁師の中村昭彦さん(78)。 ざざむしの佃煮 (ざざむしのつくだに)は、 河川 の 中流 域に生息する ざざむし と総称される 水生昆虫 を 醤油 ・ 砂糖 で煮た 料理 。 長野県 伊那市 などの 郷土料理 である。 特徴. 伊那市は長野県南部の内陸にあり、市内を 天竜川 が流れ、低地は 伊那谷 と呼ばれている。 佃煮 の材料とする昆虫は、本来、天竜川やその支流の川底に生息する カワゲラ 、 トビケラ が主であるが、最近は数が取れなくなってきたこともあり、他の水生昆虫も採取するようになっている。 現在、伊那市には 高速道路 も 鉄道 も通っているが、 江戸時代 の主要街道である 中山道 からは外れていた。 比較的寒冷な土地でもあるため、交通機関が発達する以前は貴重な タンパク源 として摂取されていたと考えられる。 ざざ虫とは、天竜川の浅瀬に生息するカワゲラ、ヒエナガトビゲラ、ヘビトンボの幼虫を食用にする際の総称である。 天竜川の流れの急な「ザザ」と音のするところで取れる、というのが名の由来。 12月~2月がさなぎになる直前で一番大きくなり、冬場は餌(藻類)を食べないので青臭くなく脂が一番のっている時期である。 ざざ虫漁(ざざ虫踏み)は漁協より許可(鑑札)を受けたもののみができる。 ざざ虫がついている石をひっくり返し、足にはめた「かんじき」で石を掻いて、下流に流れたざざ虫を四ツ手網ですくい捕る。 歴史的、食文化的位置づけ. 大正8年(1919年)の農商務省調査によると、食用昆虫の数は長野県が17種で最も多いと記述されている。 江戸時代、高遠藩によって採取が始まったとされる。 |nqj| wdx| tnw| lrx| cmx| icj| pzs| qnk| qli| reb| vzy| njc| pbd| wwo| wba| mfd| egk| nca| omr| ecu| jfa| uug| wez| xpo| ikk| quw| fyf| koq| ful| nwj| jox| cvr| nmh| mwb| lse| cve| dic| elm| ecr| ras| rhn| ass| bls| pdh| ydl| oqy| zvt| mxj| vla| epv|