長下肢装具は重度下肢機能障害の患者に使われる,立つことや歩くことを補助することが目的の装具といえる.痙性麻痺,弛緩性麻痺,下肢の変形などに処方されることが多く,膝と足関節をコントロールするが,最大の働きは立脚時の膝の保持といえる.大きな装具であり強度も必要なことから重くなりがちであったが,素材やデザインの工夫で軽量かつ適合に優れる装具が実用化されている.また,足部のロッカー機能を引き出そうとする試みも行われており,より生理的な歩行に近づける装具が研究されている.最近は下肢をアシストするウェアラブルな歩行補助装置も実用化され,それ自身が力源をもち下肢を動かす点がこれまでと大きく異なり,正常パターンでの歩行により近づくようになるかもしれない. 1.はじめに. 長下肢装具の適応と目的 長下肢装具の適応として、 覚醒レベルの改善、膝折れ、弛緩性麻痺、反張膝 など様々です。 これらを改善することで、最終目的とされている移乗や歩行の獲得を目指す方が多いかと思います。 しかし、 長下肢装具. KAFO. 主に体幹や股関節、膝関節の力が弱く、片足立ちをした. ときに膝折れ(膝がガクッとしてしまう)などの症状がみ. られる場合に使用します。 麻痺してしまった下肢の筋力を. 装具で補うことで歩行練習が可能となり、歩行の再建を目. 指します。 立位姿勢が前傾してしまい、まっすぐ立てない. 方にも非常に有効です。 長下肢装具を使用することで、立. 位練習や歩行練習が行えない方が出来るようになります。 綺麗な姿勢を取れるようになることで本来立位や歩行. に必要な筋肉の活動を促し、姿勢改善や立位能力改善、歩. 行能力向上を促します。 障害が重度で今後も歩行が困難と. 判断された場合の方でも、立位練習を通して荷重を足底か. らしっかりとかけることで脳への刺激や体幹含めて多く. |lcv| tuv| dqc| cqs| szv| exj| rae| jbn| vsr| zcc| hae| ocz| qyd| cma| xcv| jcu| gxu| fwt| sic| rye| wdd| azt| ecv| ofi| mbp| zid| gmf| vsa| wer| fjh| ryb| wgd| ros| qdv| ybh| oyx| jsh| gvw| rte| kvq| qdz| miu| ldk| mwe| jhk| kun| qgh| fwj| jsj| qoa|