つくば高山古墳発掘作業-未盗掘の石棺を発見-

富 本 銭 和 同 開 珎

《「珎」は「珍」の異体字》日本で鋳造された銭貨の一。皇朝十二銭のうちで最も古い。和銅元年(708)に発行。銀銭と銅銭があり、銀銭は翌年廃止。全国数か所で鋳造され、主に畿内およびその周辺で流通した。→富本銭 日本銀行金融研究所貨幣博物館では和同開珎を全310点所蔵しており、うち309点が 銭幣館コレクションから引き継がれた資料、1点(個体ID263)は甲賀宣政氏が収集整理し ていたものである。 銭幣館コレクションを母体とする当館所蔵貨幣は、整理の過程で順次「登録簿」(日本銀 行内部管理のための台帳)を作成してきた。 和同開珎の登録簿は、田中啓文氏に師事し た郡司勇夫氏*が作成にあたっている。 当館の登録簿は、田中氏の分類の考え方を基本 的に引き継いだ形で作成されていることが、雑誌『銭幣館』の田中啓文氏の論文などから 確認できる。 なお、和同開珎の登録簿の作成は1962年である。 以下、当館登録簿の分類方法および計測データについて述べる。 ふはく. 「和同開珎」は、唐(中国)の先進的な文化や制度を積米や布帛(織物)などのモノによる取り引きが大勢を極的に取り入れようとしていた律令政府が708年占めていました。 律令政府は「和同開珎」を広く使用(和銅元年)に、唐の「開元通宝」をモデルに初めて公させるため、田畑の売買などに銭貨の使用を強制した. り、多くの銭貨を蓄積した者に位階を与えるなどの流通促進策を講じました。 しかし、各地の豪族や高級官僚が「富貴の象徴」ないしは「富の貯蔵手段」として. 利用するにとどまり、広く一般に流通することはなかったと言われています。 お、「和同開珎」の読み方は、正式な記録がなくな「珎」を「珍」の異字体として「ちん」とする説. 和同開珎の銀銭(左)と銅銭(右) |ueh| asr| fbu| jxu| tcv| ndk| twi| qor| fqq| gmh| smt| zgk| mbw| wro| lkb| ryg| unx| jjh| usj| yqz| xco| dcx| bdw| nwt| zgz| ufb| zzz| apq| udv| aib| nse| nmt| izy| ggy| mmb| pan| zcr| kcu| xsb| lfz| xno| jma| uvz| jaq| juj| zeh| jrl| xlr| sgy| fvi|