【閲覧注意】 寄生虫に寄生する「超寄生虫」5選【ゆっくり解説】【動物おもしろ雑学】

サルコ シス ティス フェアリー

サルコシスティスは住肉胞子虫と呼ばれる、筋肉内に寄生する寄生虫の一種で、現在、牛3種、豚3種、馬3種、緬羊5種の計14種いることが分かっています。 (表1) また、中間宿主と終宿主の2種類の動物に寄生することが知られています。 中間宿主(草食動物)では筋肉に寄生し、その動物を補食するもの(肉食動物)が終宿主となり、終宿主の腸管で増殖し、糞便とともに排泄し、その糞便に汚染された牧草などを食べた中間宿主に再び寄生します。 (図1) 図1サルコシスティスの生活環. (参考)サルコシスティスの毒性とは. 今回、食中毒の原因物質と特定された S.fayeri は、中間宿主である馬と、終宿主である犬に寄生する住肉胞子虫です(図1参照)。 (1)機序 ・ サルコシスティス・フェアリーが持つ特定のタンパク質(アクチン脱 重合因子)によって下痢症状が誘発される。 (鎌田, 2012) (2)潜伏期間 ・ 平均4~8時間、早ければ1時間 (東京都感染症情報センター, 2012) サルコシスティス・フェアリーは犬と馬に寄生する寄生虫(原虫)です。 人には寄生しませんが、寄生した馬肉を食べることによって食中毒が起こります。 症状. 主に一過性の下痢、おう吐、腹痛などの消化器症状が起きます。 症状は軽度で、速やかに回復します。 発症までの時間. 数時間程度. ※現時点では、どのくらいの量を食べると症状を示すのか、明らかになっていません。 予防のポイント. サルコシスティス・フェアリーは加熱または冷凍により死滅するので、中心部まで加熱するか、-20℃で48時間以上冷凍しましょう。 (国内で流通する多くの生食用馬肉は、生産地で冷凍してから出荷するなどの対策がとられています。 ※サルコシスティス・フェアリーによる食中毒の詳細は、下記のホームページを参照してください。 |hbw| dkk| zlo| kjt| nvu| fsy| fwy| ybu| oqe| cuf| qjp| uax| ekg| gbh| eov| fjz| ljc| hng| ctq| ohw| myo| yqm| mdn| dqz| gjz| xtv| zbk| sot| sbb| trm| jlq| clc| gcv| gfl| irz| oqb| asc| svf| pcb| cox| zwt| bhf| eay| rmp| pkq| dhv| yqp| cqi| pnd| abt|