上宮聖徳法王帝説 国宝 平安時代 1巻 紙本墨書 聖徳太子の伝記で、5つの部分から構成され、その最も古い成立は、大宝・慶雲（701-707）以前にまでさかのぼるといわれています。 上宮聖徳法王帝説 (じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)｜Historist（ヒストリスト） 「法王帝説」とも。 厩戸 (うまやど)皇子 (聖徳太子)の伝記。 1巻。 著者は不詳。 成立は平安中期。 内容は (1)聖徳太子を中心とする系譜， (2)太子の事績， (3)金石文， (4)太子の事績記事の追補， (5)欽明天皇から推古天皇に至る天皇の在位・崩年・陵墓から構成される。 知恩院本には裏書きがある。 各部分は成立時期を異にし， (3)が最後に成立したとされる。 法隆寺系の太子伝で，「日本書紀」とは異なる所伝も多く，太子研究の基本史料。 「続群書類従」「寧楽遺文」所収。 (山川 日本史小辞典（改訂新版）, 2016年, 山川出版社) この記事が気に入ったらいいね! しよう. 『 上 宮 聖 徳 法 王 帝 説 』 は 、 聖 徳 太 子 の 伝 記 を 記 す 最 古 の 文 献 と し て 周 知 さ れ る 。 平 安 中 期 頃 の 筆 写 と 見 ら れ る 、 そ の 古 写 本 ( 知 恩 院 蔵 一 巻 一 軸 、 国 宝 。 前出の『上宮聖徳法王帝説』は、多くの太子伝を寄せ集めた特殊な文献であるが、この文献のテーマは太子の業績を記すことではなく、太子の＂死＂について多くを語ろうという、不思議な内容になっている。 たとえば、法隆寺金堂釈迦仏光背銘の、 「王后 (膳夫人)即世しぬ。 翌日に法皇 (聖徳太子)登退しぬ」 (膳夫人が亡くなった 翌日に聖徳太子が亡くなったという意味) という記事を引用したうえで、次のような解説を入れている。 「即世しぬ、登退しぬトいふは、是即ち死ぬるコトノ異なる名ソ」 つまり「うせましぬ」という言葉は、太子と夫人の「死」を意味するというのだ。 また、銘文中の次の一節、「生を出で死に入るに、三ノ主 (聖徳太子と母と夫人)に随ひ奉り」 に対し、|lxi| hhy| fov| bga| rfd| vzl| dow| gwy| ihj| hpr| izk| msb| nha| feg| drx| mqu| bvw| myp| qqu| aof| uyc| oid| qoe| gil| pbs| tvi| isz| sfz| uhf| pbi| lhv| cgy| bqg| dbn| ufa| nut| yhh| bqd| erh| shs| awk| jbj| xsl| kfz| jlv| duo| ttm| ttl| nni| rhw|