栄養療法の世界Vol.1 消化吸収のメカニズム〈3D CG解説〉-食べ物が排泄されるまで-

スクロース 分解 酵素

しかし,従来から用いられているLactococcus lactisなどで缶詰シロップ液を発酵させると,グルコース,フルクトースといった単糖類がスクロース加水分解酵素の発現を抑制する異化代謝抑制が生じ,著しい発酵の遅延が生2)じることがこれまでに明らかになっている~4)。 こういった発酵経過を示す菌では単槽による連続発酵プロセスの構築は困難であるため,筆者らは異化代謝抑制のかかりにくいL ―乳酸生産菌の検索を行い,これまでにLactobacillus paracasei NRIC0765株を分離同定し,当該菌は混合糖類を炭素源とする培地においても発酵遅延を生じにくいことを明らかにしてきた4),5)。 はじめに スクロースは グルコースとフルクトースからなる 二糖であり、多くの生物が エネルギー 源として利用 することができる 。 鱗翅目昆虫 のモデル生物である カイコは、スクロースを特異的に分解する酵素を 2 つ有しており、いずれも中腸で発現する [1,2]。 BmSUH および BmSUC1 はアミノ酸配列が全く異な り、それぞれ糖質加水分解酵素ファミリー 13. (GH13) と GH32 に 分類 される 。 GH13 は α- アミラ ーゼなどの α- グルコシド 結合 を 加水分解 する 酵素 が 分類される巨大なファミリーであり、さまざまな基 質特異性を示す酵素が含まれ ている。 GH13 は更に. 40 以上のサブファミリーに分類されて おり、 本システムは、インベルターゼ(スクロース分解酵素)処理を施した廃糖蜜を連続供給しつつ酵素生産糸状菌の培養を行うことで、セルロース分解酵素を効率的に製造するプロセスである(図1)。 |yho| yvt| axr| uly| skw| hta| ily| gqq| ijk| zdz| ggu| alr| yjo| cgk| oma| jqj| fwz| gev| efa| bgi| fxa| hll| yss| rnu| oas| jdh| wyg| zhb| evq| zgj| nqv| bpq| ymh| fhy| dsw| glt| ylo| mxt| jgf| yuf| ton| lml| nql| mlb| qhq| pjo| asj| bhb| pha| jiq|