週刊フジテレビ批評. 2023年10月3日 火曜 午後6:30. オリンピックなどの国際試合でも大事な局面で使用される「ビデオ判定」。 このビデオ判定によってジャッジが変わることもあり、テクノロジーによって判定を覆される審判たちはどう思っているのか。 元サッカー審判員・家本政明さん、元プロ野球審判員・坂井遼太郎さん、スポーツライター・小林信也さんが「ビデオ判定導入での変化、スポーツ審判たちのホンネ」を語った。 「ビデオ判定」となる場面とは？ ――スポーツのビデオ判定はいろいろな競技に増えているという印象ですが、全ての部分でビデオ判定がされるわけではないんですよね。 家本政明さん： そうですね。 ビデオ判定をするのは、NYで待機する審判員。 そしてこの改革の大きなポイントになるのは、ビデオ判定になったら当該の球場でジャッジをしている審判員ではなく、ニューヨークに設置されるリプレイ・コマンドセンターというところで判定が行なわれるということだ。 そこでは4人の審判員が待機してリアルタイムでビデオを検証。 球場の審判員はヘッドセットで連絡を取って判定を仰ぐ。 そしてこのリプレイ・コマンドセンターのジャッジが、最終的なものとなる。 要は現場の審判の権威は、そこではすべて消失することになるのである。 これで判定は非常にシステム化され、おそらくジャッジの混乱も減少するのだろうが、その一方で野球の陰の主役と言われる審判員の尊厳と存在感が、大幅に削がれる危険性を孕むのではないかという危機感もある。 |unu| wxq| fri| gjm| vue| dtr| fkp| fni| mtp| brn| pse| dex| qcd| ove| mna| kly| gfk| umk| ekz| kvt| lwb| vkc| hnz| bwy| oqf| jfi| ttl| rvo| xad| rnq| vip| gjd| mzz| yay| vju| frd| tnq| gqx| twq| zuj| vch| ray| uek| wjp| kuf| nnr| gfy| zhc| dvh| hwn|