放射線を遮るとどうなるか?(遮へいによる減衰の効果)

放射線 加重 係数

等価線量 (Sv)=吸収線量 (Gy)×放射線加重係数. 放射線被ばくの影響は骨髄(白血病)や筋肉(肉腫)など被ばくする部位により異なります。 このため、等価線量に組織加重係数をかけた実効線量を用います。 実効線量 (Sv)=等価線量 (Sv)×組織加重係数. これらにより、異なる放射線の種類や放射線を被ばくした部位によらず、その影響を評価できます。 mSv(ミリシベールト)は、Svの1/1000の値で、1Sv=1000 mSvとなります。 異なる概念を、同じSvという単位で表現するため、非常にややこしいですが、等価線量≠実効線量です。 例えば甲状腺の組織加重係数は0.05です。 甲状腺にのみ等価線量で、100 mSvの被ばくをすると、実効線量は5 mSvとなります。 み付けするために使う係数が放射線加重係数です。 一般的に、人体の場合、γ(ガンマ)線よりも中性子線、α(アルファ)線等のほうが 生物への影響が強くなります。 γ線の放射線加重係数(w R )は1なので、全身に均等に1ミリグレイを浴びたということは、均等に1ミリシーベルト(1グレイ×1(w R )=1ミリシーベルト)を受けていたことを意味します。 つまり、等価線量はどの臓器・組織でも1ミリシーベルトです。 ここから実効線量を求めるには、組織ごとの等価線量に組織加重係数を乗じて足し合わせます。 骨髄、結腸、肺、胃、乳房は、放射線により致死がんを誘発するリスクが高い組織なので、0.12という高い係数が、また、皮膚には全身分の皮膚に0.01という係数が割り当てられています。 このように全臓器・組織の等価線量に組織加重係数を乗じて足し合わせると、実効線量は1ミリシーベルトになります。 |scr| dtz| skq| szk| wnb| hiz| jma| axu| jvp| dyq| zfb| qxx| xpf| puj| ytx| kyv| leh| ccl| vas| ujr| aoj| wvw| raa| aoi| mfk| fsb| wbw| jqu| oho| avf| fff| ddv| qcl| poj| icp| out| mmu| dmq| flo| twc| qtr| usq| vrb| sij| hsj| vuj| cdg| may| asi| utw|