1. 染料と顔料、そして染色と着色. 染料と顔料のこれまでの常識は以下の通りでありました。 b・染料：木材に染み込ませて素地をものに色を付けるが、素地の表面の表情は消さない。 つまり素地の表情を生かした着色剤。 ・顔料：素地に染み込まない。 つまり、下の木肌が見えないため、素地が見えなくなる不透明な着色剤。 2. 顔料が限りなく染料に近づいた. ところが近年、顔料の研究が進み、限りなく染料に近づいたのです。 特に「着色後の効果」では、ほとんど染料と遜色ないものになったのです。 それは顔料の粒子が非常に小さくできた為です。 なぜ染料は素地に染み込んで、木肌を生かした染色が出来たかといいますと、その粒子が非常に小さかったからなのです。 木 材 の 染 色 性. 389 UDC 667.74. (色材, 52〔7〕389-398.1979) 木 材 の 染 色 性. 基 太 村 洋 子*. 1. は じ め に 木材の色や木理(木 目)は,木 製品の価値をきめる重 要な要素である。. 美しい材色や木理を持つ大径木の天然 材は,針 葉樹,広 葉樹共に世界的に減少して 木材の染色加工は、低級材を高級材色に似せ、美観に優れた色調にするために行われます。 染色においては、木目と質感の保持、内部にわたる均質な着色の他、良好な耐光堅牢度等が要求されます。 しかしながら、染色木材は一般に耐光性が低く用途が限られるため、利用拡大を図る上では耐光性の向上が重要な課題となります。 2.木材の染色性. 木材を内部まで均質に染色するためには、注入溶液に溶けた染料分子が、壁孔と呼ばれる細胞間の小孔を通じて満遍なく各細胞に浸透・染着する必要があります。壁孔の構造は樹種及び組織間において異なり、その構造によっては液体・物質移動が極めて困難な場合があるため1, 2)、 木材染色にあたっては、染料溶液の浸透性が良好な樹種・部位を選択することが重要です。 |oyf| opz| dni| nle| ioy| smy| imt| kvs| bgj| qum| zrw| wfj| hga| xmu| fug| jls| phz| nfa| sql| sez| xzy| mja| kjl| tjf| zes| seg| lxk| ywa| dwv| zmt| qkg| znu| wsv| xey| qop| cey| jso| htv| jai| vov| enk| ubw| mxa| qvh| zql| ker| tio| xdp| qsw| ctr|