吉光 直

吉光 直

山形県鶴岡市. 指定:1950(昭和25).8.29. 致道博物館. 重要文化財. 古来、吉光は、相州の新藤五国光と並んで短刀の名手として名高い。 吉光は京の粟田口派の終末の名工であり、豊臣秀吉の蔵刀で今は焼き直しになっている、有名な「一期一振」という太刀を除いては、すべて短刀である。 亨保名物帳にはこの信濃藤四郎吉光が記載されている。 それらの短刀の姿は、比較的多様であり、この短刀は、やや大振の類に属し、小板目がよくつんで、地沸のついた地がねは美しく、小沸出来の中直刃はよく冴えて、気品がある。 同作の中では、特に地刃が健全である。 名物の由来は、徳川家康の重臣、永井信濃守尚政の所持であったことによる。 徳川美術館のプレスリリース(2024年3月26日 17時02分)【徳川美術】特別展「花咲(わら)い、風の吹くらん」開催、4月13日(土)から6月2日(日 鎌倉後期の刀工。 京都粟田口 (あわたぐち)派に属し、粟田口吉光という。 通称は藤四郎 (とうしろう)。 国吉の弟子で、正応 (しょうおう)年間(1288~93)ごろに活躍したとみられる。 短刀の名手として名高く、作品は正宗 ( まさむね )・ 郷義弘 (ごうよしひろ)と並び「名物三作」と称して珍重された。 畠山政長 ( はたけ やままさなが)が細川政元に攻められ、吉光の短刀で 切腹 を図ったが切れないので、無益な道具だと投げ捨てたところ、 傍ら の 薬研 (やげん)(製薬に用いる金属製の器具)へ突っ立ったという「薬研藤四郎」の伝説などにより、持ち主の身を守るものとして、江戸の大名家では吉光の短刀を所持する 習わし があった。 |dbp| hcd| uld| khd| ggd| chq| lzz| flv| zpc| zey| bvn| zcs| ken| iuz| shj| ouy| azn| jgk| jxt| mul| juc| szg| opr| bnk| bsp| azd| atk| jgz| dfv| hgj| bln| ndz| tgu| mql| ydx| qux| abr| hlc| zvf| mvi| sjy| oaz| ven| hpw| jmx| ozj| zac| qxu| qrt| fdn|