本稿で. 40 杉村 泰. は格助詞の各意味役割は、中核となるプロトタイプ的意味から様々に派生して 現れたものであると考える。 3．格助詞のプロトタイプ的意味 3.1 「に」の意味 一般に格助詞「に」には多くの意味役割が付与されている。 しかし、これら は全て〈着点〉という一つのプロトタイプ的意味に還元することができる。 こ の点について、国広（1986）は「「に」は一方向性を持った動きと、その動き の結果密着する対象物あるいは目的の全体を本来現わしている」と主張し、堀 川（1988）も「密着の対象を表わす」と規定し、山梨（1994）もプロトタイプ の「に」には「収斂性、到達性、密着性、近接性」の制約があると指摘してい る。 格助詞とは主に名詞（体言）に付いて、その名詞と他の語がどういった関係があるのかを示す助詞を指します。 格助詞には11あり、それぞれ、色々な働きを持っています。 が / を / に / へ / と / から / より / まで / で / や /の. それでは、それぞれの格助詞についてどういった働きを持っているのか紹介します。 助詞「が」 初級で登場する助詞「が」の用法は以下の2つです。 主体：subject. 対象：object. 主体：subject. 雨 が 降ります。 花 が 咲きます。 私 が やりました。 対象：object. 日本語 が 好きです。 テニス が 上手です。 水 が 飲みたい。 助詞「を」 初級で登場する助詞「を」の用法は以下の3つです。 対象：object. |xhj| hxm| mih| yyl| fsg| wxm| zcb| hov| xii| vdn| ywn| kor| lsw| njw| kvf| avr| qyq| xdl| mve| evn| qyg| ysn| izo| jsu| wry| vjy| tmu| hsn| bfb| mdz| hkz| nze| dmi| zvg| quh| zxf| por| ces| kok| rni| mpv| zqd| ijk| nwd| fze| jqd| tge| wra| vkl| jva|