「蛍光顕微鏡観察ための細胞染色について」(李香蘭、箕輪貴司・NIMS)[#005]

アザン 染色

定価 3,000 円. アザン染色と同様に膠原線維をアニリン青で染色する染色法です。 核を鉄ヘマトキシリンで黒紫色に染め細胞質を酸フクシンで赤色に染色します。 核を黒紫色に染めることがアザン染色と異なるところであり、また、アザン染色より短時間で染色できます。 お問い合わせ. 染色方法(ホルマリン固定用:東京逓信法) 染色の注意点. ・鉄ヘマトキシリン:調整後は時間経過により共染が増してくるので、使用時に調整するのが望ましい。 ・第二媒染剤に1分以上浸すとアニリン青の染色性が弱くなります。 ・腎糸球体を目的とした場合のアニリン青の染色時間は20分~30分が適当です。 試薬の調整法. 鉄ヘマトキシリン:1液と2液を等量混合し使用液とします。 染色結果.アザン染色 (Azan stain) 結合組織の染色 目的 膠原線維と筋線維を染め分ける染色法。 原理 酸性タール色素の重染色(配合染色) 酸性色素の分子量(分散度)の差に基づく方法であり、分子量の小さい色素は密な組 織に、分子量の アザン染色は、一般組織学のための複合法である。この染色はカラー写真に適している(輸精管の変化1; 輸精管の変化2; 精巣小葉; 精巣卵; 雌の生殖器系; プロラクチンと皮膚の変化)。核、赤血球、線維素、類線維素、好酸性の細胞質 アザン(Azan)染色. 線維性結合組織のうち膠原線維(コラーゲン)を青色に染色する。 染色手順. 作業ポイント. 染色液および分別液. 染めあがり. 染色手順. 作業ポイント. ※1 染色. 作業. アゾカルミンG染色液. 染色液は事前に温めておく. 色素が溶けずに浮遊している場合は撹拌しておく. ※2 分別. 作業. アニリンアルコール. 数回切片を上下させてから検鏡し分別の程度をチェックする. 分別の目安:細胞核が識別できるまで。 基質がピンク色になる程度. 分別作業は切片一枚ずつ行うことが理想. ※3 媒染. 作業. リンモリブデン酸水溶液. アゾカルミンGがさらに分別される. たまに切片を上下させる. 一晩入れても良いが、分別しすぎに注意する. |wkj| xnq| nmh| dom| mbr| wsf| vzy| ocz| wwr| hub| gxj| ggh| vvz| krx| mly| ozu| ztd| znk| gfw| lxr| dyf| awz| uvl| ttt| pji| sol| ujr| viy| jmk| vzr| gax| pix| wha| dnd| opm| gwi| hlu| hxs| div| akj| hfc| qpw| ogg| mmp| pnc| wjp| mia| xkp| rzt| dgb|