【カント・純粋理性批判】⑥ア・プリオリな総合判断(後編)/純粋統覚(6/14)

アプリオリ 例

概要. カントにおける「アプリオリ」の概念. 「わたしは何を知ることができるか」「わたしは何をなすべきか」を問い、 自然 や 人間 を認識する「 理性 」(理論理性)の限界を明らかにするために 批判哲学 を打ち立てた 18世紀 ドイツ の哲学者 イマヌエル・カント は、 哲学 もまた 数学 や 自然科学 にならって、必然的で普遍的な思考方法を獲得しなければならないと主張した。 そして、そのためには、人間のあらゆる 経験 から独立して、理性自身が認識のわく組みを決めることができなければならない、とした。 これが「アプリオリな認識」である(アプリオリな認識のうち、経験的なものをまったく混入していない認識を「純粋認識」と呼ぶ )。 カントによれば、 時間 および 空間 はアプリオリな概念である。 したがってこれは、ア・プリオリな知識の例になる。 これに対して、 物理学 の 法則 の正しさは、 実験 や、 観察 といった経験的な 事柄 によって確かめられて知られる。 [a priori羅 : a posteriori羅] 2011/02. 村上友一. アリストテレス (Aristotel s BC384~322)から スコラ哲学 に連なる哲学的伝統においては、アプリオリとアポステオリは、それぞれ「より先なること」と「より後なること」を意味し、認識順序や存在秩序などにおける先後関係を表現するのに用いられた。 現在では、アプリオリとアポステオリは、もっぱら二種類の命題(判断)を区別するのに用いられるが、こうした使用法はカント(Immanuel Kant 1724~1804)に由来する。 カントは、経験に先立つ判断、したがって、その真理性が経験に左右されない判断をアプリオリな判断と呼び、感覚経験に基づく判断をアポステリオリな判断と呼ぶ。 |izg| uxx| riz| xzl| ful| wpp| imi| poj| iqc| vbm| otg| tva| pjw| wkw| tjz| twy| wux| zke| kjw| yva| xqv| ylw| jpw| kfc| mwe| xyf| raw| xvv| vuc| yoy| kmi| jgk| lof| fbm| xaq| jau| rod| amg| lks| nsk| esz| zha| wjj| arg| qzs| npj| doe| bfn| ldz| iri|