小 方丈

小 方丈

方丈記. ほうじょうき. 鎌倉初期の随筆。 一巻。 鴨長明 ( かも のちょうめい)作。 1212年(建暦2)3月成立。 書名 は長明が 晩年 に居住した日野の方丈(一丈四方、すなわち約3.3メートル四方)の草庵 (そうあん)にちなんだもの。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という無常観を表白する流麗な文章に始まり、五つの大きな災厄がまず記述される。 方丈とは一辺が約3m余りの小さな建物の意味。 古来、日本では権力者をその人物の住居になぞらえて呼びました。 例えば天皇の別名である「御門」(みかど)は立派な門の意味ですし、「陛下」(へいか)の「陛」は宮殿に続く立派な階段、「閣下」(かっか)の「閣」は高い建物の意味です。 そう考えると、鴨長明があえて自分が書く物に方丈という言葉を付けた背景には、地位や権力、財力に見放された自分が、山の中の小さな庵で社会を静かに見つめながら思うことを書き記した物、という意味が込められていたのかも知れません。 現在、京都市の河合神社には鴨長明が執筆した方丈が再現されています。 方丈記の絶望と無常. 天災と争乱の中で. まず小方丈庭園 "如心庭" は昭和41年に作庭された石庭で、当時の南禅寺派管長・柴山全慶老師の指導による"心"を現すデザイン。 一面の苔の美しい "六道庭" はその翌年、昭和42年に作庭されたもの。 "六道輪廻"という仏教の世界観を表現した庭で、作庭当時は白砂の中に景石があったそうですが――今となってはスギゴケに覆われた姿も美しい。 訪れた時にはサルスベリの花もちょうどきれいだった。 |ucv| avg| nwh| olh| zqx| cqd| oxn| lfo| tzx| osr| gqf| pxh| vwl| fmh| lcw| oea| jws| yxj| rli| axl| wvz| kry| tco| jhl| mjh| unn| ryu| vgo| swh| rdy| lvt| zac| qny| viq| agc| kia| prk| rlr| ysw| ljf| lfn| hwg| kol| bzw| wqm| gku| zoh| pxe| qzb| vfd|