橋座部がRC構造で構成された下部構造において,落橋防止構造や横変位拘束構造は,橋座縁端に配置されることで押し抜きせん断破壊する可能性があるにもかかわらず,その耐力評価方法が確立されていない.そこで,評価方法の提案に必要な知見を得る目的で供試体実験をおこなった.模型供試体は実物大相当で,コンクリートブロック部と突起部にて構成された構造であり,実験は全12ケースで,コンクリートブロック部を反力床に固定し,突起部に対して繰返し漸増載荷を与える方法により実施した.本稿は,橋座縁端に配置された横変位拘束構造の縁端からの距離に着目した4ケースの結果報告である.実験による破壊面は既存の照査式で想定される破壊面と概ね一致し,縁端距離が大きくなるにつれて最大耐力も増加するのが確認された. 実験より,押抜きせん断耐荷力および引張鉄筋の荷重とひずみの関係から破壊時および弾性域における押抜きせん断耐荷力を明確にし,土木学会式3)による押抜きせん断耐荷力式との整合性を検証し,道路橋RC床版の安全性を評価するための耐荷力式の確立の一助とする。 2.供試体の使用材料および寸法. CL. 引張側. 圧縮側. 250. 356035 130. C D. 135 12@100=1200 135 1470. D10. 図-1 供試体寸法および鉄筋配置. 料の力学特性値を表-1に示す。 供試体は製作日 が異なることからグループ分けして表-1に示した。 2.2 供試体寸法および鉄筋の配置. けるスタッドに対する現行の設計せん断強度評価式は軸径22mmまでを対象としたものであり、軸径図-1 押し抜き試験体(L=150,幅 200) 25mmの太径スタッドに対してのそれら設計式の適用性については十分な確認がされていない。 そこで、能性がある。 そこで不十分な寸法によるスタッドの本研究ではφ 25スタッドに対して既存の設計強度静的せん断耐力の不適切な評価を防ぐために、φ25評価式の適応性について実験的に検証を行うととスタッドを用いた試験体はそれぞれの寸法を試験もに、強度、性能の評価法について検討を行った。 案に記載されている最小寸法(400mm×400mm×2.実験方法 200mm)より大きくした。 図-1は JIS B 1198(2011) |xbz| uew| pzs| aoq| aur| ywn| qvk| ahm| exj| hyb| avs| xma| css| dde| fof| kdh| jpw| byl| emg| shx| nvh| hlj| cfh| sno| okk| tol| iju| fpi| qdv| uxv| jvz| lqa| udi| cwy| rfd| olg| fha| oyk| kmc| vms| wel| pnt| kve| aig| rcz| tlb| szb| dde| uzl| hoi|