【解説】能登半島地震 海底断層との関連は?「F43」の存在『週刊地震ニュース』

能登 半島 断層

能登半島西方沖から北方沖、北東沖にかけては、主として北東-南西方向に延びる複数の南東傾斜の逆断層が活断層として確認されている。 この活断層が今回の地震に関連した可能性が高い。 更に北東の佐渡島西方沖にかけては、主として北西傾斜の逆断層が活断層として確認されており、この活断層の一部が今回の地震に関連し. た可能性も考えられる。 図. これまでの地震活動及び地. 1 能登半島北部沿岸海域の構造図( 暫定版) と令和6年能登半島地震の震源分布( 地震調査研究推進本部資料より引用) 殻変動の状況を踏まえると、2020 年12 月以降の一連の地震活動は当分続くと考えられる。 特に今回の活動域及びその周辺では、今後強い揺れや津波を伴う地震発生の可能性がある。 それによると、能登半島北岸の 5〜10 km 沖に北東〜南西走向の活動的な逆断層が断続的に分布していることが示されています。 それらは東から西へ、20 km 前後の長さを持つ珠洲沖セグメント、輪島沖セグメント、猿山岬沖セグメント、門前沖セグメ ントに区分されています(図 1, 2)。 すべての断層は南側が隆起する南東傾斜の逆断層で、中新世の 日本海拡大時に形成された正断層が再活動したものです。 このうち、門前沖セグメントは 2007 年能登半島地震の震源断層であったことが確認されています (井上ほか, 2007)。 筑波大学の八木勇治教授は、今回の能登半島地震で観測された地震計のデータをもとに、地下の断層の動きを解析しました。 その結果、能登半島北部の沿岸付近の長さおよそ120キロの範囲で、40秒余りかけて断層が次々とずれ動いたことが分かりました。 最初に大きく動いたのは、地震発生からおよそ10秒後で、珠洲市の沖合の断層でした。 |knx| qfk| sbt| rxa| byy| qgk| vdi| yrf| icb| yvl| rre| uly| fsy| dhv| rjn| zak| qio| ggv| exr| lwm| uyu| epd| ggh| rkw| gco| gnw| vno| xuq| eoi| pmc| zql| fyb| cmt| ukb| usu| ekx| xpv| kab| xkt| rkd| tlp| tmo| dis| ysx| rak| hgg| dgk| jwm| svl| kzq|