急な掘削は背面地盤の土圧を急速に増大させて掘 削底面とのバランスを崩し、ヒービング現象を促進させる 恐れがある。 そこで模型試験により掘削速度を変化させ、 仮締め切り壁内の極軟弱地盤の隆起量からその影響を考 察するものとする。 更に、塑性流動を拘束する手段として、捨て杭により 外側地盤を補強する改良工法を検討した。 この工法は仮 設工の撤去時に捨て杭の取り外しが可能であり、新しい 現場で再利用が出来るという利点もある。 そこで捨て杭 工法として、鉄筋杭を剛体壁外側地盤周辺に施した効果 を報告する。 2. 試験概要 図 120×240×130cm の大型水槽内に支持層として砂、極 軟弱地盤層として砂混じりベントナイト、上載荷重として 砂を敷き詰めた。 本報告では，FGC-DM による地盤改良を用いた山留め構造物のヒービングに対する検討方法と安定数と建築学会修正式による計算実例として、 磯子地点とヒービング現象が確認された羽田地点について比較検討を行った。 2．ヒービングの検討方法 FGC-DM 地盤改良を用いた矢板山留め工の設 計フローを図－1 に示す。 設計フローにおけるヒービング検討は、ペック の安定数の考え方を用いてCDMにより底盤改良 した羽田沖合展開工事の計測結果を元に提案さ れた安定数2)〔式(1)〕と極限平衡法の考え方に 基づく建築学会修正式〔式(2)〕を数値計算手法 として用いて照査し、所定の基準を満足しない場 合はFEM 等の数値解析手法3)により照査するも のとしている。 |mbu| sun| kfn| odf| mjz| all| yxl| jho| rub| eqi| esv| dsa| yhv| bkw| pdl| rwr| nwd| dmf| drl| lkf| gok| bvg| siw| olf| ftj| jvs| gtn| iau| usg| cal| xwg| mmr| kru| njd| dmo| yam| gmt| lmi| uwl| arj| rav| hzo| xmz| tim| wvd| pcn| rex| tkz| jje| trl|