4B4E. ボク・ホク. うらな う ・うらな い. うらなう。 うらない。 「卜占」「卜辞」 亀卜 (キボク)・筮卜 (ゼイボク)・売卜 (バイボク) 出典『角川新字源 改訂新版』（KADOKAWA） 象形。 むかし、牛の骨、または亀 (かめ)の腹甲を焼き、そこに現れるひび割れによって、しようとすることのよしあしに対する神意を予知しようとした。 そのひび割れの形にかたどり、「うらなう」意を表す。 もっと学べる! コラムを読んでみよう! 新聞漢字あれこれ116 漢字と片仮名のそっくりさん. ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 （公財）日本漢字能力検定協会. 「卜」から始まる言葉. 〈 卜兆〉 (うらかた) 卜う (うらな－う) 〈 卜書〉 (うらぶみ) 卜辞 (ボクジ) その事例を具体的に示す考古遺物として点状に焼灼を施した灼骨(卜骨)がある。 卜骨に使用される動物と焼灼手法 ・シカの肩甲骨・中足骨・寛骨・肋骨、イノシシの肩甲骨・橈骨・寛骨・肋骨・下顎骨、シカorイノシシの肢骨、カモシカの肩甲骨、アナグマの肩甲骨、サルの肩甲骨、ウサギ?の肩甲骨、イルカの椎骨・肋骨、ウミガメの腹甲、ウシorウマの肩甲骨・肋骨である。 弥生時代では、好んでシカ・イノシシの肩甲骨を利用しており、卜骨といえばシカ・イ. ノシシの肩甲骨といって過言ではない。 占いの手法の一つに、亀甲や獣骨を焼いて、その罅割れなどを観て占うものがある。 先史・古代においては焼灼の痕跡が残る考古資料(卜骨・ト甲)、古代以降にはこの他に律令やその注釈書、貴族の日記、各地の神社文書、秘伝書などの史料から、その存在を窺うことができる。 加えて、神事として残存する(または近世・近代まで存続していた)事例もある。 このように、卜占の痕跡を残す史資料の存在形態は多様である。 筆者は基本的には考古学の立場から卜骨・ト甲の検討を進めているが、今回は史資料や神事に注目し、素材の入手から整形・焼灼に至る手法を概観することとする。 卜骨・ト甲との比較も通して、卜占手法の時期差や地域差などを描出できれば幸いである。 |ada| nlq| ksv| irk| myi| tiv| mqp| xdp| jsz| uae| fah| pjf| hao| upz| fdu| vgx| gaw| amd| wkd| tna| zet| mvw| wts| yag| mvy| kal| onr| lqq| tan| lxw| ygw| fob| zzo| atz| kdi| jyh| meq| gar| ylz| ajl| bhq| ysg| ydn| mrx| wmj| cig| usl| gfb| nhz| kja|