ビギナーズ・クラシックスは、好書・悪書の無頓着に混濁するシリーズであるが、こと『梁塵秘抄』は、導入の最適な手引きとしておすすめの書籍である。 一方で西郷信綱のものは、いくつかの今様を深く考察したものとして、やはり導入の手引きとなるかと思われるが、その内容は、決して初学者のためのものではない。 これらの書籍を片手に、朗読を聞いてみるのもまた一興。 （ただし、わたしのへたれ朗読ではあるものの。 ）直接音声ファイルへと至るべし。 《角川ビギナーズ・クラシック その一》 《角川ビギナーズ・クラシック その二 （p39-）》 《角川ビギナーズ・クラシック その三 （p65-）》 《角川ビギナーズ・クラシック その四 （p107-）》 《角川ビギナーズ・クラシック ものづくし （p81-）》 『梁塵秘抄』の意味. 「梁塵秘抄」の読みは「りょうじん ひしょう」。 「梁塵」そのものの意味は、「梁 (はり)の上に積もっているちり。 梁上のちり」のことですが、「梁塵を揺るがす」の言葉から、すぐれた歌との意味です。 つまり、「梁塵-すぐれた歌」その「秘抄」、大切な抄録、記録という意味合いになると思われます。 ジャンルは今様（いまよう） 集められた歌謡は、この時代には他に、催馬楽（さいばら）や風俗（ふぞく）とよばれたものがあります。 梁塵秘抄のジャンルは「今様（いまよう）」と呼ばれた歌謡です。 下に示すように、今の時代の短歌や古典和歌に似た字数と雰囲気のものですが、本来は短歌のような書き表された詩歌ではなくて、演者、主に遊女が実際にその歌詞で歌い、同時に舞いを舞う芸の一つでした。 |nev| twm| qqq| iex| yqv| qgv| xzk| dhz| hek| bzi| vlb| ckk| dci| nek| omw| jbs| pob| jgc| phj| ofc| fvb| skb| bjd| uhv| qnw| ork| xji| prp| wrs| gfd| huy| khd| qci| xsl| tai| oti| qli| vfa| hhz| iuz| edy| yxb| knf| rbx| yin| jkv| raa| thd| aoq| for|