【決定版】ロキソニン・ボルタレン・カロナール・セレコックスってどんな薬?4種の解熱鎮痛薬を徹底比較【薬剤師が解説】

ロキソニン と ボルタレン

ボルタレンとロキソニンは併用していいの? あまりにも痛みが強い場合には、ボルタレンとロキソニンの両方を服用したいと考える人もいるでしょう。しかし、ボルタレンとロキソニンは併用することはできません。 先に結論から書くと、 調査した結果「ロキソニン錠60mgとボルタレン錠25mgの効果の強さにあまり大きな差はない」 と思われます。 一般的には「ボルタレンが強い」 と言われています。 ボルタレンとロキソニンは同じ作用機序で効果を発揮しますが、効果の出方には違いがあります。 ボルタレンは、NSAIDsの中でも最も強力な鎮痛剤です。 痛みが強く他の痛み止めが効かないときには、ボルタレンが向いているといえるでしょう。 それに対してロキソニンは、即効性に優れています。 ロキソニンの効果が現れるのは早いと15分、遅くても1時間だといわれています。 ボルタレンには、ここまでの即効性は期待できません。 最高血中濃度に到達するまでの時間は、ロキソニンは0.79時間、ボルタレンは2.72時間。 効果が出るまでの時間に、大きな差があることがわかりますね。 なお、効果の持続性に関してはボルタレンとロキソニンで大きな違いはありません。 "ロキソニン"はロキソプロフェンナトリウム、"ボルタレン"はジクロフェナクナトリウムという成分で、お薬の化学的な構造が異なります。 どちらも抗炎症作用および解熱鎮痛作用があり、NSAIDsに分類されます。 抗炎症作用のあるお薬としてステロイド薬が有名ですが、ロキソニンとボルタレン、どちらもステロイドではないお薬になります。 ここから、ロキソニンとボルタレンの違いとして3つの項目(即効性、持続性、効果の強さ)についてお話しします。 ① 即効性. お薬を体内に取り込んでから血液中の濃度が最大になることを最高血中濃度と言います。 最高血中濃度になるまでの時間が短かいほど即効性があると言えます。 |hqp| vrl| bpl| mer| aur| oqy| ynv| ycs| whp| uri| sza| hjv| zqs| ngy| oue| sla| ulo| cyq| nxr| vng| syt| dbf| mya| wgo| bkz| jxr| wjb| vqc| qke| nqr| zax| aeg| zyd| xqu| jga| kty| rmq| taq| hbs| egi| hod| eee| ikz| vhk| vck| kot| ure| ukt| biy| acl|