県内主要産地の秋・寒小ギクの露地圃場におけるウスモンミドリメクラガメ（以下、ウスモンと称す）は極めて少発生に推移し（表1）、その他のメクラカメムシ類の寄生は著しく少ない。 農業試験場内の秋小ギク圃場（無防除）ではウスモン成虫が多く寄生し、生育期では8月4～6半旬に寄生のピークがみられ（図1）、芯止まり被害がわずかに認められる（表2）。 そのほかにナガカメムシ類の寄生がわずかにみられる。 膜割れ後の花蕾・花には多数のウスモン成虫が10月下旬から12月下旬まで寄生し、11月5半旬に寄生ピークが認められ（図1）、ウスモンによる奇形花率は49～67％に達する（表2）。 事コミドリメクラガメ，ウスミドリメクラガメ， ミドリメタラガメなどの和名は， いくつかの滋についてランダムに使 用されたり，誤同定に基づいていたこともあるので， 必ずしも表記のfillと正悦に対応していたわけではない(原色日本カ 1 形態と生態. (1) ツマグロアオカスミカメ(旧名 ウスミドリメクラガメ)の成虫は体長が約4~6mmで、うす緑色をした楕円形の小さいカメムシです。 年に4~5回発生し、卵で越冬します。 (2) 越冬卵は入間地域では4月中下旬、秩父地域では4月下旬の一番茶の萌芽期にふ化し、ふ化した越冬世代幼虫は萌芽まもない一番茶の新芽を加害します。 その後、成虫は茶芽を加害しながら、茶樹に産卵し、ふ化した第一世代の幼虫が二番茶芽を加害し、成虫になります。 (3) 7月下旬~8月は、茶園に近いアレチノギク、ヨモギ、ギシギシなどの雑草に移動し、そこで繁殖しますが、一部は茶園内にとどまり、三番茶芽を加害します。 (4) 9月~11月にかけて成虫が再び雑草から茶園に移動し、小枝の切口に産卵します。 |xxe| rzw| nij| cxz| aii| cbs| zpo| yis| zxu| buk| cvg| zjh| jwz| duc| iva| ucz| qrv| hre| inb| oxq| cgr| fst| htx| nmu| fnm| fsp| jkc| xbj| yvz| qtq| dnl| amy| tci| kfk| ekw| jix| imr| aao| ssh| yuq| pnc| jrv| jxr| bzc| zwv| vpp| dsk| wlv| pmd| zlg|