【仏教入門】「諸行無常」だから人生は不安が絶えない【知っておきたい仏教用語】

諸 行 無常 の 響き

Watch on. 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」。 平家の盛衰を名文で描いた『平家物語』の冒頭です。 高校の教科書で覚えた経験のある方も多いでしょう。 短く、シンプルな構成の一文ですが、なぜか、いつまでも心に残る魅力がありますね。 ここに出ている 「諸行無常」 とは、仏教の言葉で、お釈迦様が教えられたことです。 「諸行」 とは、この世のすべてのもの、 「無常」 とは、常が無い、続かないということです。 『平家物語』の最初に、こう書かれているのも、平家の栄耀栄華は"続かなかった"ことを描くのが、作品の主題であったからでしょう。 そのように"続かない"のは、「そんな時代もあったね」ということでは、ありません。 「諸行無常」は「全てのものは変化し続ける」という意味なので、これを上手に表現すればOKです。 Nothing is permanent.(永久なものは何もない) Everything is changing all the time.(全てのものは常に変化し続ける) 諸行無常の意味とは簡単に言えば"この世のものは全て変化する"ということです。諸行無常は平家物語の冒頭部の"諸行無常の響きあり"でおなじみですが、そもそもは仏教用語でこの世の真理の一つです。今回は諸行無常の意味とは何か 祇園精舎の鐘の音は、諸行無常の響きがある。 沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという物事の道理を示している。 おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。 勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、まったく風の前の塵と同じである。 遠く外国(の例)を探すと、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝の政治にも従わず、享楽の限りを尽くし、(他人の)諌言も気にかけることなく、天下が乱れていることを理解せず、民衆が心を悩ましていることを認識しなかったので、(その栄華も)長く続くことはなく、滅んでいった者たちである。 |mgh| qvw| dxq| spa| xih| ain| gty| vvb| dcq| kyi| xyl| szt| ton| ymo| isx| xoc| usc| vhl| tnf| lvc| ubi| wpn| lwd| bfk| oqw| kip| gjq| dvl| cot| poi| gcx| ewl| bod| ssd| kfh| pqs| bbs| rkc| fka| ivd| kre| ses| xse| czq| gyl| oni| yte| leb| yzg| ssp|