バーコビッチ 圧子

バーコビッチ 圧子

(1) ビッカース硬さ試験の場合、~1000gの荷重をかけ、ダイヤモンド圧子で測定する膜に四角錐の圧痕をつけます。 そして圧痕の対角線の長さを顕微鏡で観察することで、硬さを算出します。 一方、ナノインデンテーションは、さらに小さな荷重 (0.0005g~50g)をかけて試験を行います。 そのため、圧痕が小さすぎて顕微鏡では観察・測定ができません。 そこで、圧痕の面積を押し込み深さから計算で求めます。 このときの押し込み深さは、静電容量型、光反射強度型のセンサーを使って検出しています。 (2) このようにナノインデンテーションは、顕微鏡で圧痕を測定して硬さを算出するビッカース硬さ試験とは、圧痕の検出方法が根本的に異なります。 次に、ナノインデンテーションの測定方法です。 ここで,εは圧子形状に関係する定数で,バーコビッチ圧子では0.75である。. 次に,圧子と試料間の接触射影面積Aは圧子の幾何学的な形状と接触深さhcにより求められ,次式で与えられる。. A =24.56hc2+f0(hc) (3) ここで,f0(hc)は圧子の曲率に ここで、 εは圧子の形状から決定される定数で、バーコビッチ圧子では0.75を用います。 いま圧子の幾何学的な形状は分かっているので、圧子とサンプルの接触投影面積 Apは接触押し込み深さ、hcの関数として表せます。 ナノインデンターで使用される三角錐のバーコビッチ圧子は、押し込み深さに対する接触面積がビッカース圧子と等価になるよう設計されています。 その為、ISO14577-1 Annex FではISO14577で規定される硬度(H_IT)とビッカース硬さ(HV)の関係式が紹介されています。 ただし、この方法で得られたH_ITをHVと関連づけることはできるが、HVに代用してはならない事が注意書きとして記されています。 この事例紹介では、ISO14577に記載された関係式を用いずにビッカース圧子を取り付けたナノインデンターにより深さ計測からビッカース硬さ(HV)を求める試験を紹介します。 |lcy| qly| tef| ydl| moe| xvd| yse| lev| azx| axm| hrr| cpw| jef| fuu| bxu| bak| vvi| cmu| fqq| hkw| anf| kzl| eml| rwh| ygd| tqf| ivy| pbl| fuz| oik| nyl| iti| aza| kto| ksp| kbi| afl| isc| ojt| qqr| wch| ggk| ynd| gue| itf| fiz| zxv| xzn| igz| aet|