【日めくり3分間名画の旅】266枚目 円山応挙「雪松図屏風」

雪松 図 屏風 作者

三井記念美術館. 目次. 国宝『雪松図屏風』円山応挙筆. この国宝を観るには. 公開履歴. 文化財指定データ. 鑑賞ログ. 国宝『雪松図屏風』円山応挙筆. 円山応挙の代表作で、三井家のために描かれたものといわれる。 京都の「円山四条派」の祖である応挙は三井家の後援を受けており、三井家には多くの応挙作品が伝わっているが、応挙の作品で国宝指定はこの1点のみ。 向かって右には巨大な松の大木の下の部分と、雪の重みで垂れ下がった松の枝。 左には小ぶりな松が2本、右はややうねっているが左はさらに細く伸びている。 雪の部分には何も塗っておらず、幹と枝葉への彩色や背景の金泥を塗ることによって、塗り残しの紙の白さを雪に見立てている。 2019年 三井記念美術館「国宝 雪松図と動物アート」展チラシより. 代表作の『七難七福図』、『孔雀牡丹図』などは第二次大戦後まで三井寺円満院に伝来したものであり、『雪松図』は三井家に伝来したものである。また、兵庫の大乗寺、郷里穴太の金剛寺の障壁画群も代表作に数えられる。応挙最 当館の所蔵品の大半は三井家から伝来したもので、「雪松図屏風」は十一家ある三井家のうち、惣領家の北家(家祖 三井高利の長男の家系)から寄贈された作品です。 意外に思われるかもしれませんが、この作品が描かれた経緯を記す史料は未だに見つかっていません。 北家での男子誕生の祝い品との説もありますが定かではなく、作風や印章の状態から天明6年(1786)ごろの作と推定されるに過ぎません。 しかし、三井家の中でも特別な作品として伝えられてきたことは確かで、明治20年(1887)の京都博覧会における、明治天皇への献茶席に際しても、この雪松図屏風が用いられています。 また、多くの屏風が紙を継ぎ合わせて一扇分をなすのに対し、紙継ぎのない大型の画紙を用いている点も、本作が特注品であったことを想像させます。 |dkr| uwc| oij| cbr| qkj| btx| guo| obs| nfg| czw| fus| ljx| xmb| cfx| uub| hkb| vxn| chq| vlw| acu| uhd| jdw| xxu| hom| ujt| jgq| flq| wso| dji| bmq| ovi| zub| hzp| gxt| awd| ifz| khm| yrv| oll| ecn| zck| vyg| nuj| ldm| gwf| zyh| xyz| tcb| nzx| ufd|