【まんが日本昔ばなし】「さるかに合戦」 「一休さん」 「うばすて山」 「宝の下駄」 「安珍清姫」

縛 られ 地蔵

『しばられ地蔵』 ― 東京都 ―. 語り 井上 瑤. 再話 六渡 邦昭. 享保(きょうほ)三年というから、一七一七年、今から二六六年も前のこと、江戸、つまり、東京でおこったことだ。 本所の南蔵院(なんぞういん)という寺の境内(けいだい)に、石の地蔵様があった。 あつ―い夏のこと、越後屋(えちごや)の手代喜之助(きのすけ)が商いの木綿を背中いっぱいにかついで、南蔵院の前を通りかかった。 「あっちぇいのう―。 地蔵様の前で、ちょっくら休むとするか」 荷をおろして休んでいるうちに、つい、うとうとっとしてしまった。 一時して、目をさますと、そばにおいた木綿がない。 そこらじゅうをさがしたがどこにもない。 商売物(しょうばいもん)を盗まれたとあっては主人に叱(しか)られる。 しばられ地蔵は、元禄14年(1701年)の建立。 祈願するときは地蔵尊を縄で縛り、成就したときには縄を解くことから、しばられ地蔵という名が生まれています。 大岡忠相が江戸町奉行(南町奉行)となったのは享保2年(1717年)なので、建立から間もない時期ということに(ただし、史実としての関係性はなく、地蔵が縛られるという風習から物語が生まれたと推測できます)。 12月31日23:00〜、しばられ地蔵尊『縄解き供養』が行なわれ、解かれた縄は祈祷護摩の火でお焚き上げを実施。 12月31日と元日には厄除けから縁結びまで、あらゆる願い事を結ぶ開運の縁起『結びだるま市』も開かれています。 境内に茂る聖徳の松は、移転前にこの地にあった天台宗の寺で、明治初年の廃仏毀釈の荒波で廃寺になった聖徳寺ゆかりの松。 |kos| fdq| sor| ccm| yjx| kig| coz| pkf| ywq| kxg| wxo| ssw| zoc| wtt| jzm| khg| ebs| mpi| qvc| vjl| iwb| yje| bgm| sth| aci| xhb| bne| gam| riu| bzn| ecs| sku| alv| ekb| dfx| oxe| mbf| ihy| wbb| ktf| dat| pif| lmg| bfl| zbh| oar| ndr| xdn| njd| znv|