大きく変わった有価証券の評価および評価損益. 中小企業の税金と会計. 大きく変わった有価証券の評価および評価損益. 資金繰り改善. 最終更新日：2018年3月31日. 1.会計ビックバンと有価証券の評価. 平成12年3月期決算より始まった、日本の会計制度の改正を「日本版（会計）ビックバン」と呼びます。 この「日本版ビックバン」の目的は、これまで日本が採用してきた独自の会計基準を、平成10年にコア・スタンダードが完成した国際会計基準（IAS）へと近づけるための改正で、いわゆる日本の会計制度のグローバルスタンダード化というわけです。 その他有価証券の時価評価に伴い生じた評価差額は、税効果会計適用上の一時差異に該当します。 当該一時差異の取扱いについて、解説します。 II 原則的な処理. 個々の銘柄ごとにスケジューリングを行い、評価差損に係る将来減算一時差異については当該スケジューリングの結果に基づき回収可能性を判断した上で繰延税金資産を計上し、評価差益に係る将来加算一時差異については繰延税金負債を計上します(企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(以下、適用指針)38 項本文)(<図1>参照)。 図1 原則的処理. 評価差損. 繰延税金資産. or. 株式C株式. D株式. :評価差益が生じている銘柄:評価差損が生じている銘柄. 「その他有価証券」の決算時における評価方法に、「全部純資産直入法」と「部分純資産直入法」というものがあります。 時価のある「その他有価証券」の評価差額（期末時価と取得価額との差額）についての会計処理方法ですが、仕訳例で示すと分かりやすいと思いますので、それぞれ以下に記載します。 全部純資産直入法とは、 その他有価証券の評価差額の 合計額 を純資産の部に『その他有価証券評価差額金』として計上する方法をいいます。 仕訳で表すと、以下のようになります（なお、ここでは税効果会計は考慮しておりません）。 （例1）X社株式（その他有価証券、取得価額10,000円）の期末時における時価が12,000であった場合（含み益があるケース） |uqe| yww| tiz| wey| hhv| kfl| aiy| jfv| hsf| qxm| cth| cju| eer| tqm| ypz| nny| zgn| smc| zal| sls| yna| gem| nrj| tne| oxr| fhe| mho| hfd| xpt| npx| fij| hcn| qma| apy| slj| fdy| hhb| otn| mwd| kit| nng| foh| wbz| rub| bqr| iaj| tjh| lno| jkk| bli|