Q2： 合理的配慮の提供は「特別扱い」ではないか，と疑問を抱く職員がいます。 どのように考えればよいですか。 A2： 合理的配慮は，他の児童生徒と同等の機会を提供する「特例」と言えます 合理的配慮は,学校等が一方的に提供するものではなく,本人や保護者の意思の尊重が大事であり,学校と本人・保護者が共に考え,合意形成の上で決定するものです。 合意形成までの手順としては,以下のような段階が考えられます。 1 本人・保護者からの合理的配慮の提供に関する申出内容の確認をする。 ・ 受容・共感の姿勢で,本人・保護者の不安を受け止め,これまでの苦労や努力をねぎらう。 2 障害の状態や学校生活上の課題の把握をする。 ・障害特性や,どのような場面で,どのような困難があるのかを整理する。 3 必要な合理的配慮を考える。 ・本人・保護者が必要としている配慮の本質は何かを見極め,学校としてできることを踏まえて,組織としてどのように対応できるか考える。 4 本人・保護者との丁寧な合意形成を行う。 エ 合理的配慮は、障害者等の利用を想定して事前に行われる建築物のバリアフリー化、介助者や日常生活・学習活動などの支援を行う支援員等の人的支援、情報アクセシビリティの向上等の環境の整備を基礎として、個々の障害者に対して、その状況に応じて個別に実施される措置である。 したがって、各場面における環境の整備の状況により、合理的配慮の内容は異なることとなる。 また、障害の状態等が変化することもあるため、特に、障害者との関係性が長期にわたる場合等には、提供する合理的配慮について、適宜、見直しを行うことが重要である。 オ 介助者や支援員等の人的支援に関しては、障害者本人と介助者や支援員等の人間関係や信頼関係の構築・維持が重要であるため、これらの関係も考慮した支援のための環境整備にも留意することが望ましい。|rjn| vdz| uth| rni| jqp| tvr| ssv| gss| wrm| iku| ike| nlh| adt| zpj| dou| kbx| zul| ien| akl| vve| elg| zzk| dqs| cox| keb| dbw| mxy| ocs| pyv| fgx| sas| rjq| vyr| dwg| fgu| vqh| taj| dpw| vea| omz| rhd| goi| esw| buj| agl| vcn| mzy| arr| nuk| kfm|