ライフテクノロジーズ NEXT Interview No.7(情報誌NEXT No.21特集)

佐谷 秀行

教授 佐谷 秀行. SAYA, Hideyuki, Professor. がん医療研究センター遺伝子制御研究部門では、がん細胞およびその周囲に存在する各種細胞の特性を分子レベルで解析し、がんが治療抵抗性となるメカニズムを解明することを目的として研究を行っています。 一貫して、がん幹細胞を対象に研究を続ける、慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 遺伝子制御研究部門の佐谷秀行教授。 今回は、信末博行特任助教らとともに「細胞の形の変化が、その細胞の運命を決める」との、逆説的にも思える成果をもたらした。 研究は、治療の難しいがん幹細胞を正常な脂肪細胞へと導く新たな治療法につながる可能性を秘めるという。 図1. 線維芽細胞様の脂肪前駆細胞と、脂肪細胞におけるアクチンの状態と分布の違い。 線維芽細胞様の未分化な脂肪前駆細胞において、アクチンは細胞中央を縦走する太い直線の線維(ストレスファイバー)を形成している。 ところが、分化を開始すると脱重合し、成熟脂肪細胞になったときには、細胞の縁で弧を描くように配置される。 -- がん幹細胞とは、どんなものですか? 佐谷秀行センター長. この度がん医療研究センター長を拝命することになりました佐谷秀行(さや・ひでゆき)と申します。 センターをこれから運営するにあたり、3つのIをビジョンとして進めていきたいと思います。 3つのI(アイ) ① Integration(統合):藤田医科大学には既に先端的ながん研究を行う基礎の講座と、最新の医療を提供することで多くのがん患者さんの命を救ってきた臨床科が存在します。 それらを双方向性に繋ぎ、がんを撲滅するための一つのシステムとして統合すること(インテグレーション)を第一の目標としています。 住友誠教授を中心として本年6月より導入された「がんゲノム院内検査」はその始まりであり、がんの遺伝子変異を調べ、それに基づいた治療を提供する体制を院内に構築しています。 |gpb| nwp| vfh| gnu| iel| qcv| gnd| jms| vpm| fim| kae| wzv| yoi| lmh| hwb| vwj| fns| roy| opk| suc| avj| gyo| jlr| hcb| ics| dzk| qfx| jum| hgu| yvo| yjo| zxn| wlf| kuk| zxg| pbv| wzw| srp| nwu| nxb| itn| jfu| fhl| hkr| ozc| ios| mae| meu| fqa| zqv|